第2話 ページ4
『ここが…雄英高校…』
佳奈「わぁ！大きい！！」
テレビでは何度か見たことのある光景だが、生で見ることは初めてな2人
目がとてもキラキラしている
そこに…
「あれ…君たちも雄英生なん？」
関西弁の言葉で話しかけてきた子がいた
2人同時に後ろを振り向くと何やら可愛い子が…
佳奈「そうだよ！今日から雄英生！貴方もなの？」
「うん！私、麗日お茶子！君たちは？」
『涼月天Aよろしくねお茶子ちゃん！』
「同じく！涼月天佳奈！よろしくね！」
麗日「わぁ！双子なんや！よろしくな！」
3人は教室に着くまでにいろいろなことを話し合った
自分の趣味や好きなものなど
軽い女子会みたいに盛り上がった
そして____
『1ーAはここだ！』
佳奈「ドア…大きい！」
麗日「バリアフリーなんやね！」
ドアを開けるとそこには大半の生徒がいた
2人は自分の席を確認し座った
生徒は20までだが涼月天姉妹で異例の22人となり2人は席が皆より一つ後ろだ
そこへ…
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け
ここは…ヒーロー科だぞ」
寝袋に入った男性が声をあげた
『「(なんかいる！！)』
「時間は有限
君たちは合理性に欠くね 担任の相澤消太だ
よろしくね」
『担任…』ボソ
佳奈「語尾の"ね"可愛い…」ボソ
すると相澤先生は袋から何かを取り出そうとしている
相澤「早速だが体操着着てグラウンドに出ろ」
・
・
「「「「個性把握テストォォォォ！！？」」」」
麗日「入学式は！？ガイダンスは！？」
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ
雄英は"自由"な校風が売り文句
そしてそれは"先生側"もまた然り」
その言葉に一同は黙り込んだ
相澤「中学の頃からやってるだろ？
"個性"禁止の体力テスト」
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作者名：愛花 | 作成日時：2020年10月25日 9時
