出られない�� ページ6
そうとなったら食材が必要なわけで。
私とルフィが食材探しに決まった。
どうしてかって？
ジャンケンです。
LF「あっちから肉の匂いがするぞ！」
「なんで。まだ焼けてないから馬鹿」
と言っても無視するルフィは私の体に腕を巻きつけて走る。
いつもの事だからもう無心で。
LF「あ、いたぞ！！美味そうだなぁ！」
「ん？え、デカっ！」
こっちが食べられそうなくらいデカいイノシシ。
LF「ゴムゴムのォ〜〜」
「まってまって。降ろして」
LF「あ、わりぃわりぃ」
人を持ったまま攻撃するやつがあるか。
一緒に飛んでったらどうするの。
ルフィから離れて木の根元に座った。
「はい、頑張って」
LF「おう！！」
私も戦えない事はないんだよ。
けど貧血になりたくないの。
まあ、誰かの血をもらえば治るんだけど。
…ルフィ苦戦してるみたい。
そんなに強いのこのイノシシ。
なんてボーっと見てると周りに青色のサークルが広がって
LW(ロー)「シャンブルズ」
次の瞬間、見える景色が変わった。
ドゴォンッ
ルフィがイノシシを倒したのを木の上から見た。
そして、さっきまで私のいた場所に突撃するもう一匹のイノシシも…
あれ？これ私死んだんじゃ…
LW「危なかったな」
「あ、ロー」
よかった。死んでなかったみたい。
私の隣に立ってるロー。
…いや、なんでいるの。
LW「麦わら屋は何してる」
「ご飯の調達」
大きな木の上から見るとイノシシも小さく見えるなあ。
LF「あれ？Aどこだ！？」
周りをキョロキョロするルフィ。
「ここだよ！上！」
LF「あ！そこにいたのか！死んだかと思った！ん？トラ男じゃねェか！」
人を勝手に殺すな、馬鹿。
でもこれどうやって降りるの。飛び降りたら足痛いやつ。
LW「降りるぞ」
「どうやっ…わあっ」
どうやって？なんて聞く前にローに抱き抱えられてそのまま着地。
「足痛くないの？」
LW「ああ。それより、お前ら」
LF「なんだ？Aは返してもらうぞ！」
と伸びてくるルフィの腕を避けたロー。
LW「この島からは出れねェぞ」
私の小さな期待は残酷にも消え去った。
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ちいず 。 - ルアさん» コメントありがとうございます(^^)読み辛くて申し訳ないです…名前表記検討してみます！ (2020年9月2日 21時) (
レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - めちゃめちゃに面白いです！ただ、少し読みずらいので名前表記入れてくれると嬉しいです。文句いってすみません(><) (2020年8月31日 20時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年5月15日 17時
