肝試し�� ページ42
「もう本当にお願いだから出よう」
ガイコツを見てから震えが止まらない。
まるで体の芯から危険を感じてるみたい。
震える私を気遣って背中を撫でてくれるサンジ。
SB「じゃあ出るか」
AC「ごめんな、A」
サボの言葉で道を引き返す。
エースが隣に来て私の頭を撫でながら謝ってきた。
LF「出れねェ！！」
私の前にいたルフィがそう叫んだ。
AC「ルフィ、まだ言ってるのか」
LF「ちげぇよ。エース」
またルフィのワガママかと思った私たちはルフィの言葉を無視して歩く。
ドサッ
ZR「うおっ」
SN「プッ。何したんだマリモ」
ZR「…壁」
転けたゾロをからかうように笑ったサンジ。
それを無視してゾロが手を伸ばした。
LW「…なぜ壁があるんだ」
ローがそう言った時、エースが火で目の前を照らした。
前に広がる壁。
まるでもとからそこには道などなかったかのように。
「…夢か」
納得。夢だ。
これは悪い夢。
LF「夢じゃねェぞ！」
「夢であって」
SB「確かめてやろうか？」
肩に腕を回すサボの手をベシッと叩きながら泣きそうになった。
もう神も仏も信じない。
「…呪われたのかな」
私海賊なだけで悪い事なんてしてないのに。
ああ、神様…あなたは私を見捨てるのね。
LW「奥に進むしかねェな」
ZR「斬るか？」
刀で壁を突くゾロ。
「斬るの？」
ZR「…無理そうだな」
諦め早い。
SB「分厚そうだな」
LW「奥に進むか」
冷静すぎない？
…お前ら人間じゃないのか。
「なんでみんな冷静なの」
私はまだ夢だと思ってるから。
夢以外認めないから。
SN「Aちゃん大丈夫か？」
「…どうだろう」
SN「顔色悪いけど」
サンジに言われて自分の顔を触る。
頭だけが冷えて体が熱い。
「怖いから」
前を進むみんなを追いかけるためサンジの手を取って走った。
SN「…ロー！」
ふわっと体が浮いたかと思うとサンジの腕の中だった。お姫様抱っこ。
そのままローの元に行くサンジ。
「え、なに。どうしたの」
ロウソクで私の顔を照らしたロー。
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ちいず 。 - ルアさん» コメントありがとうございます(^^)読み辛くて申し訳ないです…名前表記検討してみます！ (2020年9月2日 21時) (
レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - めちゃめちゃに面白いです！ただ、少し読みずらいので名前表記入れてくれると嬉しいです。文句いってすみません(><) (2020年8月31日 20時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年5月15日 17時
