生活の準備�� ページ12
「じゃあサンジとゾロと私で使えそうなもの洗ってくるから、サボとエースとローでここの掃除と片付けしてね」
LF「俺は？」
「ルフィは寝てて」
LF「わかった！」
まず、何が使えるか見ないとね。
AC「Aと別かよ…！？」
SB「せっかく久しぶりに会ったのに…」
しゅんとするふたり。
まあ、これから嫌でも一緒に暮らすんだけど…
LW「おい、A。俺は掃除なんてしねェ」
「じゃあルフィの相手してて」
LW「なんで俺がお前に命令されなきゃいけねェんだ」
「命令じゃないよ、お願い」
しゃがんでガサガサ色んなものを漁りながらローを見ずにそう言うと背中に何か乗った。
…重い。
「退いて、ロー」
LW「退かねェ」
なんで私の上に座るわけ。
椅子じゃないんだけど。
「もう。悪いと思ってるよ？急にこんな大人数で押しかけて」
LW「別に怒ってねェよ」
「じゃあなによ」
LW「…久しぶりに会ったんだ」
全くローの顔が見えない。
あ、このお皿洗えば使えるんじゃない？
それにこの大きい机も。
どこで洗おう…川とかないかな。
飲み水も必要だし。
「ねえ、ロー。川とかない？」
LW「俺の話を聞け」
「スミマセン」
声が怖かった。
あれは怒ってる時の声だった。
LW「俺はお前に会いたかった」
「…なに、急に」
LW「急じゃねェよ。いつもお前に会いたい」
そうやって甘い声で囁いたローは体制を変えて私を後ろから抱きしめる。
LW「…なあ、A」
「ん？」
私にそのような手は効かん。
どうせ私を口説いて掃除をしない作戦だろう(違
LW「キス、してェ」
「はあ？なに言ってんの」
思わず手を止めてしまった。
LW「…いいだろ」
「無理」
なんで良いと思ったの。
…じゃなくて、そろそろ離れないと…
AC「おい、お前何してんだ」
SB「離れてもらおうか」
ほら、うち兄貴2人組。
来ちゃったよね。
「エース。サボ。ちゃんと掃除してるの？」
AC「お前だって何してんだよ！？」
「エースうるさい」
SB「俺にも優しくしてくれ」
怒るか拗ねるかどっちかにして。
サボって昔はもっと大人っぽかった…はず。
「ちゃんとしたら後でゆっくりしよう？」
そう言うとチョロいふたりは全力で掃除し始めた。
…ローの事見えてないのかな。
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ちいず 。 - ルアさん» コメントありがとうございます(^^)読み辛くて申し訳ないです…名前表記検討してみます！ (2020年9月2日 21時) (
レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - めちゃめちゃに面白いです！ただ、少し読みずらいので名前表記入れてくれると嬉しいです。文句いってすみません(><) (2020年8月31日 20時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年5月15日 17時
