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13.一人で ページ14

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っと、言う事で、約束通り一人で仕事に来てますAだよ!

今日は、闇オークション?って言う事の主催者を殺っちゃいばいいらしい!

私は、初の一人での仕事に張り切りながら、バックヤードを通る。

オークション会場は一階。二階はVIPの人達がいるらしい。

そこに、ターゲットもいると言う情報。

うーん…全員殺っちゃうのは流石に目立っちゃうかな…

私の作戦はこうだ。

まず、ボディーガードに手刀を入れ、催眠薬で起きない様にさせる。

そしたら、迷子の子供のフリをして部屋に入り、潰す。

たったのこれだけ!

簡単だね!

ちなみに一緒に作戦を考えたイル兄いわく「闇オークションに参加してる人間は何人殺してもいいよ」とのことだからターゲット以外多少殺っても大丈夫だろう。



『えーと…ここ…かな?』



事前に監視カメラを別の動画と切り替えておいたので、楽に部屋の近くまでたどり着けた。

この門を曲がると、もうVIPの部屋になる。

私は、一つ息を吐き、迷子の子供になり切る。



『叔父さん、ここどこぉ?』



ちょこちょこと歩き、ボディーガードの人の袖を掴む。

そして、上目遣い!!



「…??君、ここにはお父さんと来たのかな?」

『うん!この中にぃ、パパが居るって言ってたのぉ!』

「でも、ここは入っちゃダメだから、ここで待ってよう…がはっ…」



しゃがみ込んだボディーガードに、手刀を入れる。

ふぅ…こんなの簡単簡単!

私は、ボディーガード二人に睡眠薬を撒く。

そして、赤い大きな扉を開けた。



『パパぁ…?』

「!?誰だこの子は!」

「パパ?ここにパパがいるのかい?」



部屋にいた一人の男性が、他の四人に呼びかけるが、全員首を振る。



「パパが居ないなら出て行かせろ!」

「おい!ボディーガード共はどうした!」



私は、その言葉にニヤリと笑った。


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作者名:ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/  
作成日時:2020年11月9日 21時

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