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『仮にもヒーロー志望の貴方がこの様な事をするのは、将来の自分の顔に泥を塗る事になるよ。
完膚なきまでのＮｏ.１になるのなら、控えた方がいいと思うけど』
爆豪くんはチッと舌打ちをして緑谷くんから離れた。
尻餅をついている緑谷くんに手を差し伸べ、大丈夫かと聞く。彼は焦ったように手をアタフタと泳がせる。
「あっ、ありがとう、神谷さん」
『…いや、大したことじゃないから』
軽い会釈をして私も席に戻った。
放課後。教室から少し離れた所で自習用のノートが無いことに気がついた。
面倒臭いが取りに帰らないと勉強が出来ないので、急ぎ足で教室に戻る。近くにきたところで、誰かが話していることに気がついた。
『…何してるの』
「あ？…んでテメェがここにいる」
『忘れ物を取りに来ただけだよ。それよりも、何をしてるの』
心底不快だ、とでも言わんばかりの顔で睨まれる。ばちばちと彼の手の中で火花が散る。
「優等生ぶってよォ…そんなに誰かに感謝されたいか？ヒーロー気取り」
『そう思っているのならそれで構わないよ。…緑谷くん、大丈夫？』
爆豪くんの手の中から取ったノートを彼に渡す。ちらちらと爆豪くんの様子を伺いながら私にお礼を言う彼。
幼馴染なのに、これほどまでに仲が悪いともう他人のほうがいいだろうな。
『…あまり遅くまでいると先生に見つかって面倒なことになるから、早めに帰ってね』
そう言って、私は自習用のノートを持って去った
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絵里香(プロフ) - こゆきさん» 有難う御座います！！一話結構泣けますよね笑 (2022年9月11日 9時) (
レス) id: b8fe3ad85f (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 1話から泣いてしまった（；＿；）これからも頑張ってください！！！ (2022年9月11日 2時) (レス) @page3 id: 3ea57f5348 (このIDを非表示/違反報告)
絵里香 - @桜餅 すいません間違ってました！有難う御座います！！ (2022年6月23日 15時) (レス) id: 7a132871b8 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - コスチュームで殺じゃなく滅なのではないでしょうか。更新頑張って下さい!楽しみにしています。 (2022年6月22日 22時) (レス) @page1 id: a48955bec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵里香 | 作成日時：2022年4月28日 22時
