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三十一話 ページ34

俺が困惑していると、子供達は笑顔を向けて言った。


「御巫さんが僕たちを守ってくれるなら、僕たちも御巫さんを守ります!」

「何たって俺たちは少年探偵団だからな!」

「ま、そういうことよ」


あらら。格好つかないなぁ、全く。コナンくんにも迷惑かけてるし。ゴールを守る守護神としては、GK失格だな。
エレベーターが行ってしまった。当たり前だけど、灯りひとつない。


「やだ真っ暗……どこがどこだか分かんないよ」

「おい、どうすんだ?腕時計型ライト、さっき預けちまったぞ」

「大ピンチじゃないですか!御巫さん、何か持っていませんか?」

「生憎、何も」


すると、哀ちゃんがライトをつけた。さすがっていうか、やっぱり頼りになるな。この子。


「全く。降りる前にそれぐらい考えておきなさいよ」


エレベーターを待っているのもアレだから、俺たちは歩いてB棟に続く通路がある60階に行くことにした。

にしても、火が強すぎる。これじゃあ火の手が俺たちに辿り着くのも時間の問題。俺は何とか振り切れてもこの子たちは……それに、まだ子供だ。こんなところで死なすわけにはいかない。
俺が命に代えてでも子供を守らなきゃ。

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しげの2号(プロフ) - 闇夜さん» やばいです(笑) (2017年4月18日 22時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 120%方向音痴(確証) (2017年4月15日 11時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - 紅夜桜さん» ありがとうございます!中々更新できませんが、できるよう頑張ります! (2016年9月20日 15時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜桜(プロフ) - 凄く面白いです、更新頑張って下さい!続きが気になる(0゚・∀・)wktk (2016年9月19日 23時) (レス) id: 5d35246c94 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - りささん» そうですよ! (2016年6月14日 6時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しげの2号 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年5月17日 0時

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