十六話 ページ18
次の日。ヒデさんから飲み会の誘いが来た。近くにある宴会場で飲んで食べてをするらしい。んで、今来てる最中だけど。
「完っ璧に迷った」
知らない路地裏だ。どうしよう。携帯の電波も繋がらないのか、圏外になったりアンテナが少し立ったり不安定な状態。
途方に暮れていると、誰かの声が聞こえた。
「兄貴！こんなところで何しているんですかい？」
「へ？」
「それに服まで着替えてるじゃないですか。どうしたんです？この短時間で」
「兄貴？何のことだ？」
「とぼけないでくださいよ！声を変えても俺には分かりやすからね！」
何なんだ、このグラサン男。兄貴？声を変える？何の話だよ。明らかに怪しいじゃねぇか、こいつ。警察に突き出してやろうか！？
「そこで何をしている」
「え？ひぃ！？あ、あ、兄貴が二人！？」
ひっくい声に振り向くと、お互い声も出さずに固まった。自分を鏡越しに見ているような気分になった。だけどここに鏡はなく、相手は普通の人間だということに気づかされる。
「貴様、何者だ」
「そりゃこっちのセリフだっての」
「ま、まぁまぁ落ち着いて！」
グラサン男が間に割って宥めた。
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しげの2号(プロフ) - 闇夜さん» やばいです(笑) (2017年4月18日 22時) (
レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 120%方向音痴(確証) (2017年4月15日 11時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - 紅夜桜さん» ありがとうございます！中々更新できませんが、できるよう頑張ります！ (2016年9月20日 15時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜桜(プロフ) - 凄く面白いです、更新頑張って下さい！続きが気になる(0ﾟ･∀･)wktk (2016年9月19日 23時) (レス) id: 5d35246c94 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - りささん» そうですよ！ (2016年6月14日 6時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しげの2号 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月17日 0時
