もう二度と会えないかもしれないあなた達へ

地方にて ページ5

Aside

今、舞台の仕事で福岡県に来てる。

移動するとみんな疲れからなのか寝てしまった。

犬鳴村行くか。

ショルダーバッグ持って犬鳴村にGO。

いやあ、やっぱ動画と実物は違うな。

実物だと怖さがより引き立つ。

万が一の時の為に電話ボックスの位置も確認。

位置も確認したし行くか。

ビデオカメラを片手に慎重に進むと、村に出た。

察知されないように厳重に警戒しながら進む。

俺が知りたいのは、小屋の中にある頭蓋骨についてだ。

村人達が話してる声が聞こえる。何を言ってるのかさっぱりだったが、俺が知っている日本語じゃないことだけは確かだった。

何十時間もかけて村を進むと、ようやく骨がある小屋に着いた。

スマホで写真を撮影する。

入り口のところでスマホの音でバレてしまった。

村人達が襲いかかってくる。

トンネルを抜けると村人は村に戻っていった。

俺、足の速さには自信があるんだ。

電話ボックスの写真いらなかったな。

ホテルに戻ると剛久ととんちゃんがいた。

東「どこ行ってたんですか？」
前「手になんか持ってるでしょ？」

とんちゃんにスマホを取られた。

東「これって、まさか・・・」
前「犬鳴村の・・・？」

「小屋の中に頭蓋骨あるって噂だから」
東「あなたねぇ」

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