検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:805 hit

ページ3

裕貴side

兄貴の帰りが遅い。いつもなら俺より先に帰ってくるのに。

前「裕貴?どした?」
「・・・兄貴が帰ってこない・・・」
前「一緒じゃなかったの?」
「俺亮介とちょっと寄り道してから帰るって言って兄貴と別れたんだけど」

しばらくして。

前「ごめん、起こした?」
「今から風呂入るとこ」
前「電車乗り過ごしただけみたい」
「なんだ、よかったぁ」

ん?ちょっと待てよ?寝過ごしたからってこんなに遅くなるか?

剛久と電話を終えて風呂に入って寝た。

兄貴がいなくなり7年後。

家の玄関を開けると兄貴がいた。

「どこ行ってたんだよ・・・(グスッ)」

「ごめんごめん」と笑いながら兄貴は言った。

「兄貴のバカ・・・心配したじゃんか・・・」
山「ごめんて」

「たかから電話あったろ。俺がいないって言ったら心配してかけてくれたんだ」

兄貴が何か気がついたようだ。

山「今見たんだけどLINEめっちゃ溜まってた」
「返したほうがいいって。たか達も心配してたよ」

稽古場に行ったら兄貴めちゃくちゃ怒られてた。

ひとりかくれんぼ→←きさらぎ駅



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:舞台俳優 , 怪異症候群
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2020年6月4日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。