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裕貴side
兄貴の帰りが遅い。いつもなら俺より先に帰ってくるのに。
前「裕貴?どした?」
「・・・兄貴が帰ってこない・・・」
前「一緒じゃなかったの?」
「俺亮介とちょっと寄り道してから帰るって言って兄貴と別れたんだけど」
しばらくして。
前「ごめん、起こした?」
「今から風呂入るとこ」
前「電車乗り過ごしただけみたい」
「なんだ、よかったぁ」
ん?ちょっと待てよ?寝過ごしたからってこんなに遅くなるか?
剛久と電話を終えて風呂に入って寝た。
兄貴がいなくなり7年後。
家の玄関を開けると兄貴がいた。
「どこ行ってたんだよ・・・(グスッ)」
「ごめんごめん」と笑いながら兄貴は言った。
「兄貴のバカ・・・心配したじゃんか・・・」
山「ごめんて」
「たかから電話あったろ。俺がいないって言ったら心配してかけてくれたんだ」
兄貴が何か気がついたようだ。
山「今見たんだけどLINEめっちゃ溜まってた」
「返したほうがいいって。たか達も心配してたよ」
稽古場に行ったら兄貴めちゃくちゃ怒られてた。
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作成日時:2020年6月4日 14時