第佰弐拾弐話 ページ7
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...なんとかコイツを外に出さないと。
鋼鐵塚さん達にこれ以上危害を加える訳にはいかない。
『...!!!』
私がぐずぐずしている間に、鬼は鉄穴森さんを攻撃しようと手を伸ばす。
____________間に合わない!!
ビュンッ!!
そこには_________何処かにとばされたはずのむいが立っていた。
(むいのおかげで...助かった!)
なんだか、むいの様子がいつもと違う。
すっきりした顔をしたような...
ん、ん、??なんか、顔に...
『むい、顔に...!何か出てる...!!』
「A、柱なのに何してるの。
しっかりしてくれなきゃ困るよ。」
え"っ。呼び捨て?
しかもめちゃくちゃ毒舌。今まであんなの言われたことない。(笑)
『ご、ごめん...!頑張るから!』
そう言って、共に鬼に攻撃する。
むいが首を斬ろうとすると、鬼は脱皮して木の上に逃げた。
「お前たちには私の真の姿を見せてやる
この姿を見せるのはお前たちで三人目」
「結構いるねー」
...。だめだめ、笑っちゃだめ。
真の姿、めちゃくちゃ気持ち悪い。むいが無言になるのもわかるよ。
「血鬼術____陣殺魚鱗」
恐らくこの血鬼術が、鬼の最大の技だ。
攻撃を必死に交わし、むいと目を合わす。
『氷の呼吸____捌ノ型____氷霧』
「霞の呼吸____漆ノ型____朧」
2人とも姿を消し、鬼を撹乱させる。
「ねえ君はさぁ、
_____なんで自分だけが本気じゃないと思ったの?」
むいの言葉を最後に、鬼の首は斬られた。
(伍、上弦の伍だけど...勝った...!!)
『むい、ありがとう!大丈夫?怪我は?』
「大丈夫大丈夫、すごく今気分がいいんだ...」
そう言った瞬間、むいは泡を吹いて倒れた。
毒、だな。
珠世さんから貰ってる解毒剤で効くかどうか...。
「A...、?
はやく、炭治郎のところへ行ってあげて...、」
だからなんで呼び捨てなのよ。(笑)
別にいいけど(笑)
『わかった!!』
私はまだ、動ける。
はやく、はやく炭治郎のところへ...!!
上弦の肆、か。
かなり手強そうな鬼だった。
体が震える。鬼舞辻、親の仇に近い鬼____________
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結愛(プロフ) - レナさん» 間があいてしまいすみません…泣ゆっくりですが、頑張りますね!ありがとうございます! (2021年5月29日 20時) (レス) id: ce8ebdb318 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 更新を停止しちゃったのかな?って思っちゃいました。これからも更新を楽しみにしています。更新頑張ってください! (2021年5月29日 15時) (レス) id: 04b8134c40 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - メロメロメロンさん» 暖かいコメントありがとうございます泣更新していない間も見に来てくださっていて嬉しかったです…!ありがとうございます。これから非常にゆっくりですがまた更新頑張ります! (2021年5月29日 15時) (レス) id: ce8ebdb318 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - kiru2loveさん» 長い間待っていて下さって本当にありがとうございます泣これからゆっくりですが、完結に向けて頑張っていこうと思います…! (2021年5月29日 15時) (レス) id: ce8ebdb318 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - るるありさん» 最終更新の日から時間が経っていたのにも関わらずコメントいただきありがとうございます…!遅くなりましたが、これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2021年5月29日 15時) (レス) id: ce8ebdb318 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結愛 | 作成日時:2020年6月28日 18時