雪華外伝 ページ32
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冨岡さんに外伝があるなら...と思って
少しAさんの外伝を書きます!!
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私が珠世さん達と出会ってすぐのときに、
私は宇髄さんと合同任務に出ることになった。
宇髄さんは私の屋敷まで迎えに来てくれた。
『やっほー宇髄さん。
今日の任務、どこに行くんですか?』
「よっ冨岡の女。
今日はなあ.....ド派手な場所だぞ。」
頭に?を浮かべる私に、冨岡を出せと言う宇髄さん。
とりあえず、居間に通して待っといてもらう。
「...宇髄か。何の用だ。」
「今日も派手に無愛想だな!
今回のAとの合同任務なんだが...
遊郭に潜入する。」
『はあ!?なにそれ聞いてない!!!』
義勇の表情も少し動いた。
『え、まさか何、遊女になれと?』
「ご名答。」
腹が立つほど整った顔で宇髄が答える。
「.....ダメだ。」
『宇髄さん、こればかりは私も嫌です.....』
さすがに任務であっても、
知らない男の人に体を許すのは御免だ。
「...俺が代わりに行く。」
義勇がそう言ってくれたものの__________________
「駄目だ、冨岡、お前じゃ上背がありすぎる。」
バッサリ切られた。これは行くしかないのか...?
知り合いの女隊士_____
しのぶやカナヲのことを思い浮かべたが妹のようなあの子たちを遊郭に送るわけにはいかない。
『ああもうわかりました!行きますよ!
行けばいいんでしょ!行けば!!』
意地になってそう叫ぶと、宇髄さんは満足そうに笑った。
「わかりゃいいんだよ!わかりゃ!
...安心しろ冨岡、コイツには絶対体を売らせねぇ。
俺が保証してやる。」
それでも義勇は不服そうだ。
.....私だって行きたくないし。。
『義勇、約束する...
絶対体売らないし、もし襲われたら鬼と思って日輪刀で斬るから。』
その言葉に宇髄さんが吹き出す。
「お前、言うときゃ言うなあ!流石だわ!」
義勇の方を見ると.....無表情だ。うん、コワイ。
「.......。」
ひたすらに無言。。
『...義勇。私だって行きたくない。義勇以外に体許すの嫌だもん。
ちゃんと、無事に帰ってくるから。』
「.............体を売らないこと。他の男とむやみやたらに話さないこと。帰ってきたら、1番に俺の所へ来ること。
...いいな?」
『ありがとう義勇っ...!』
「おいおい、お熱いなあ!
んじゃさっさと行くぞ!冨岡、サンキューな!」
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結愛(プロフ) - とーこさん» お気遣いありがとうございます....!!じゃあ書いちゃいます!笑 (2020年6月6日 12時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - Haruharuさん» いつもありがとうございます!もっとやっちゃいますね!笑 (2020年6月6日 12時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ(プロフ) - いいぞ!もっとやれっ!です(笑笑)無理なく頑張って下さいね! (2020年6月6日 7時) (レス) id: 1504ba7982 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - いいぞ!もっとやれっ!って感じです!更新頑張って下さい! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - Haruharuさん» ありがとうございます!!! (2020年6月3日 21時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結愛 | 作成日時:2020年5月30日 11時