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逃走 ページ10

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着いたら、炭治郎君達がぼろぼろになって、横たわっていた。



義勇は先に着いていたらしく、鬼の血鬼術を片付けているのが見える。




冨「…A。」




『分かってる。』



義勇に呼ばれるより前に高く跳び、義勇の間合いを飛び越える。


二人をボロボロにした鬼めがけて落下しながら回転し、首を斬る。



ちゃんと着地して、刀を少し振って血を落としてから鞘にしまう。



『…』



少し地面を蹴って、守ってあげれなかった事を後悔する。



早く来てあげればよかった…。



義勇がなにか炭治郎君に言ってるのを聞きながら、鬼がまだ残ってないか探す。



…しのぶちゃんの足音が此方に向かってくるのが聞こえる。これは大変よろしくない。



何時もはもう死ぬほど嬉しいし、はしゃいじゃうけどこれは本当に大変よろしくない。



走って、炭治郎君達を庇うように立ち、しのぶちゃんの刀を防ぐ。



胡「あら、?どうして邪魔するんです?志賀さん。」



『ちょっと込み入った事情があってね…、流石にしのぶちゃんでも駄目だよ。あ、僕は闘う気はないよ!』



義勇に目配せして、炭治郎君を守るように伝える。



伝わったらしく、義勇は守るように、しゃがんでくれた。いやもう本当そうゆう所好きだよ…。




胡「、冨岡さんもですか。貴方に関しては、鬼とは仲良くできないって言ってたくせに何なんでしょうか。そんなんだから皆に嫌われるんですよ。」




反論できない…なんて考えながらどうやって炭治郎君を避難させるか考える。



胡「さぁ冨岡さんどいて下さいね。」



冨「俺は嫌われてない。」




…そうだった義勇自覚ないんだった…、うぁ…傷ついた顔してる…あっちょっとこっちを確認するみたいに見ないで…やめて…



胡「お二人共、これ隊律違反では?」



しのぶちゃんに何も返せなくてとりあえずにこーとしておく。




胡「坊や、坊やが庇っているのは鬼ですよ。危ないから離れてください。」




炭「ちっ…違います!!いや違わないけど…俺の妹でそれで…」



…このままじゃ埒が明かないな。



『…炭治郎君、傷が痛んだらごめんね。』



炭治郎君と禰豆子ちゃんを横抱きにして、箱を背負って、しのぶちゃんから距離をとる。



『義勇、頼む。』



冨「、わかった。」



炭「え。」



炭治郎君を抱えたまま、森のなるべく入り組んでる方へ走り出した。


.

頸→←しのぶちゃん



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ふぉと - ぎゃあああ神作者様に神作品だ!ぎゃあああ!←はい最高でした愛してる(突然の告白←)出はあなたは神以上の存在ですね!!自分に悲しくなりますよ! (2019年9月8日 13時) (レス) id: f531edd03e (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - とても素敵だなあと思って感想を書かせていただきましたよ。私と同じ様なジャンルを書かれているにも関わらず圧倒的で好感度を持ちやすいキャラを設定し、物語を進展させていく…貴方は控えめにいって神なのです(確定)。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌煮(プロフ) - 江柄子 蛍さん» ありがとうございます!実を言うと、人物には少しこだわってたので、そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 430e816347 (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - 味噌煮さんの描く人物像素敵すぎます!応援してます! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:味噌煮 | 作成日時:2019年8月31日 22時

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