可愛い ページ40
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炭治郎君も、伊之助君も無事に潜入して、残るは善逸君だけとなった。
『…善子…、可愛いよ…、僕の目には可愛く見えるよ…』
よしよーしと天元さんを凄い顔で見てる善逸君を撫でる。
『いやもうこればっかりは、天元さんが悪いと思う…』
宇「お前なぁ…、」
『ううう…だって…だって………こんな顔にさせられて…天元さんに任せちゃった僕が馬鹿だった…僕がやってあげたらよかった……、痛っ!』
ガンッと義勇よりも鱗滝さんよりも痛い手刀を頭に落とされる。
なんで僕の周りはこう…手刀を僕の頭に落とすんだろ…この前実弥にもやられたし…そろそろ禿げるよ…?
宇「こいつらに化粧したら、派手に似合っちまってよ…普通に女子にしか見えなかったんだよ。」
『………………なら、しょうがない。そうだよね…元の顔がいいもんね…、いいなぁ、…僕も美形にうまれたかったなぁ…』
善「(え、この人自分の顔が美形なの気づいてないの…)」
宇「(此奴自分の顔が滅茶苦茶いい事気づいてないんだよなぁ…)」
天元さんと善逸君がなんでか凄い顔で僕を見るのを横目で見ながら、耳をすませる。
『………んー………ここらへんなんだけどなぁ…』
宇「…そういえば、お前の用事って何なんだ?」
『…、ちょっとね…宗教見学……かなぁ…』
宇「…は…?宗教見学…?」
『そう、宗教見学、…あ、此処だ。』
僕が前に助けてあげた子から来た手紙に書いてあった店につき、二人に向き合う。
『じゃあ、僕はここでお別れだ。潜入調査、頑張ってね…善逸君。また生きて会おうね。』
ゆっくり善逸君を撫でて、天元さんに手を振って、店の中に入っていった。
善「…………………………………………俺、志賀さんの弟になりたい……甘やかされたい……」
宇「………まぁ…それはわからなくもないが、…彼奴、…滅茶苦茶厳しいし、そもそも彼氏が許さねぇだろうからやめた方がいいぞ…」
善「やっぱり彼氏いるの!??ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!畜生!!!でも俺彼氏希望じゃなくて、弟希望なんだよなぁ!!あ〜〜弟になりてぇ!!」
宇「お前本当、元気だよな…」
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ふぉと - ぎゃあああ神作者様に神作品だ!ぎゃあああ!←はい最高でした愛してる(突然の告白←)出はあなたは神以上の存在ですね!!自分に悲しくなりますよ! (2019年9月8日 13時) (レス) id: f531edd03e (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - とても素敵だなあと思って感想を書かせていただきましたよ。私と同じ様なジャンルを書かれているにも関わらず圧倒的で好感度を持ちやすいキャラを設定し、物語を進展させていく…貴方は控えめにいって神なのです(確定)。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌煮(プロフ) - 江柄子 蛍さん» ありがとうございます!実を言うと、人物には少しこだわってたので、そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 430e816347 (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - 味噌煮さんの描く人物像素敵すぎます!応援してます! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:味噌煮 | 作成日時:2019年8月31日 22時