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実「お館様!証明して見せますよ!鬼という物の醜さを!」



何も特段特別なことはなかったから省かせてもらう。



別に、鬼舞辻に会っていた事も炭治郎君から、文が送られてきて、それで知ってたし、皆みたいに驚くことじゃない。



そんなことじゃなくて、今は、実弥の行動の方が問題だ。



箱を渡せ、と目線で伝える実弥。証明するにはしょうがないから、しょうがなく渡す。此奴のこう言う所は正直嫌いだ。


自分の血を禰豆子ちゃんが居る箱に垂らす。


禰豆子ちゃんが汚れるだろ、何してんだ此奴。


伊「不死川。日向では駄目だ。日陰に行かねば鬼は出てこない。」


実「お館様、失礼仕る。」



室内に入って、禰豆子ちゃんを3回刺し、箱を壊す。



『、ちょ、嘘だろ…っ』


叫び、助けに行こうとした炭治郎君は伊黒さんにガッツリと、止めようとした僕は悲鳴嶼さんにそっと静止させられる。


これは、まずい。



実弥は僕と同じで、少し特殊な稀血だ。ワインみたいな、嗅いだだけで鬼にとってはクラクラするものだ。僕はそれとはまた違うけど。




息を荒らげながら、血を見てる禰豆子ちゃんを見ながら、襲わない事を祈る。



炭治郎君が拘束していた縄をきり、いつの間にかこっちに来ていた義勇が押さえつけていた伊黒さんの手を掴んでいた。



『、義勇。』



冨「大丈夫だ。」



炭「、…禰豆子!」




炭治郎君が呼びかけると、禰豆子ちゃんは実弥から顔をぷいと逸らした。



ご子息様がお館様に状況を説明する。



よかった。これで証明出来た。



あほ面してる実弥にざまあみろって思いながら、お館様の話を聞く。



炭治郎君がきっとお館様の声で興奮してしまったらしく、お館様に大口をたたく。



皆で必死に笑いを堪えながら、会議が始まるのを待つ。



館「炭治郎の話はこれで終わり。下がっていいよ、そろそろ柱合会議を始めようか。」


胡「でしたら、炭治郎君は私の屋敷でお預かり致しましょう。はい、連れて行ってください!」


「前失礼しまァす!」



凄い勢いで、僕達の前を隠の子が通る。怖がってる音がするから、直ぐに此処から出たいんだろう。


炭治郎君が頭突きしたいと駄々をこねているのをむいくんが石を当てて、制止する。腑に落ちなさそうだ。



『…僕が殴っておくから大丈夫だよ。』



にっこりそう伝え、軽く手を振ると隠の子が凄い勢いで炭治郎君を抱え、走り去って行った。



そして、柱合会議が始まった。


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ふぉと - ぎゃあああ神作者様に神作品だ!ぎゃあああ!←はい最高でした愛してる(突然の告白←)出はあなたは神以上の存在ですね!!自分に悲しくなりますよ! (2019年9月8日 13時) (レス) id: f531edd03e (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - とても素敵だなあと思って感想を書かせていただきましたよ。私と同じ様なジャンルを書かれているにも関わらず圧倒的で好感度を持ちやすいキャラを設定し、物語を進展させていく…貴方は控えめにいって神なのです(確定)。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌煮(プロフ) - 江柄子 蛍さん» ありがとうございます!実を言うと、人物には少しこだわってたので、そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 430e816347 (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - 味噌煮さんの描く人物像素敵すぎます!応援してます! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:味噌煮 | 作成日時:2019年8月31日 22時

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