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序章 ページ2

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柱とは、鬼殺隊を支える者達のことであり九人と伝えられているが、正確には十人である。

伝えた人はきっと自分を含めなかったんだろうということにしておこう。



その十本の柱のうちの一本、嵐柱



それは、誰よりも君主の勝利の為に動き、愛する者を守る為に鬼を斬る者である。








地面を蹴って空高く飛び、鬼が気付かないうちに、痛くないように素早く頸を斬る。




『…来世は僕好みの女の子に…んんっ、じゃなくてもう鬼になりませんように…』




鬼殺隊では珍しい、両刃の剣を少し振って血を落として、鞘にしまう。




『…蜜璃ちゃんのところにでも…、あれ…なんで此処にいらっしゃるの…』




冨「たまたま見かけて、あとをつけた。」




『そうかぁ…』




消えていく鬼を横目で見ながら、少し汚れた服をはたく。




『…』




冨「…A。」




『はいはい。今行くよ。』





軽く手を合わせて、来世はいい人生をおくれますようにと願う。





『…あれ、さっき襲われてた女の子は…』





冨「帰らせた。」




『…えぇ…万死…許さない…きゃー素敵!お名前は?!ってなるところじゃん…まぁ無事ならいいんだけど…』




冨「…俺がいるだろ?」




『そうだけどそうじゃないんだなぁ…まぁいいや…取り敢えず悲しいから団子奢って…』





冨「わかった。」





義勇と共に、お気に入りの団子屋へ向かってあるきはじめる。





今日も今日とて白髪を風になびかせながら、彼女は愛する者に(主に女性達の為に)鬼を斬っていく話。



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ふぉと - ぎゃあああ神作者様に神作品だ!ぎゃあああ!←はい最高でした愛してる(突然の告白←)出はあなたは神以上の存在ですね!!自分に悲しくなりますよ! (2019年9月8日 13時) (レス) id: f531edd03e (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - とても素敵だなあと思って感想を書かせていただきましたよ。私と同じ様なジャンルを書かれているにも関わらず圧倒的で好感度を持ちやすいキャラを設定し、物語を進展させていく…貴方は控えめにいって神なのです(確定)。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌煮(プロフ) - 江柄子 蛍さん» ありがとうございます!実を言うと、人物には少しこだわってたので、そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 430e816347 (このIDを非表示/違反報告)
江柄子 蛍 - 味噌煮さんの描く人物像素敵すぎます!応援してます! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64dd8ab2dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:味噌煮 | 作成日時:2019年8月31日 22時

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