気まぐれとツンデレ

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好きな食べ物だとか



休みの日に何してるとか



たわいもない話をしているといつの間にか駅に到着








「家、どこ？」



『え、いいよ、ここで』



「いや、翔太くんに送ってくの頼まれたし」



『えっと、こっちです … 』





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「ねぇ」



『はい … 』



「翔太くんと仲良いの、？」



『翔太さん … ？』



「今日、一緒に来たんでしょ？康二から聞いた」



『いや、今日初めてお話しした … 』



「え、そうなの？」



『うん』



「どっちから？」



『えっと … 翔太さんから … ？』



「ふーん …… 」








自分から聞いたくせに興味なさそうなお顔







『あ、私の家ここ … 』



「ん、わかった」



『ありがとうございました … 』



「いーえ」





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「あ、ねぇ」



『はい？』



「 …… 」



『？』



「また、店来いよ」



『 …… うん！』









目黒くんはわしゃわしゃっと私の頭をを撫でると



制服のポッケに手を突っ込んでマフラーに顔をうずめて帰って行った





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