気まぐれとツンデレ (ページ4)

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『あ、私もう帰らなきゃ、電車が … 』

「そっか、一緒に来てくれてありがとう」

『いえ、こちらこそ誘っていただいて … ありがとうございました』

「あ、送ろうか」

『大丈夫です！』

「でも、女の子一人 … 」

「大丈夫っすよ、俺送ってくんで」

『え』

奥から出てきたのは眠そうな目黒くん

「え、お前いたの」

「いましたよ、ずっと」

「なんで急に」

「俺もちょうど帰ろうと思ってたし、電車が小桜さんと同じなので」

「じゃぁ、頼んだ」

「はーい」

「じゃぁ、行こっか」

『え、、あ、うん』

康二くんは翔太さんと宮舘さんと帰るそう

目黒くんとはあまり話したことがない …

というか、誰かと話してるのをあまり見ない

康二くんとは仲がいいみたいだけど

クラスにいてもずっと寝たり、休み時間はどこか行っちゃうらしい

康二くんは、気分屋さんやから～とは言ってたけど …

『あ、あのっ』

「ん？もしかして歩くスピード速かった？」

『あ、いや、そういう訳ではなくて …… 』

『なんで、私となのかなって … 』

「帰るの？」

『はい』

「ん～、特に理由はないけど話してみたいなって思って」

なんか、目黒くんらしい

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