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マフラー越しでもわかるこの嬉しそうな顔をしているのが、3年生の渡辺翔太さん
『カフェ、好きなんですか?』
「ん …… いや、友達がそこでバイトしてるから見に行こうかなぁって」
『なるほど … 』
カフェは本当にすぐ近く
だけど路地裏にひっそりあるから知ってる人は少なそう
翔太さんがドアを開ければ
静かに チリンチリン とベルが音を鳴らした
「涼太ぁ 〜 」
「翔太、いらっしゃい」
落ち着いた声の男性がお友達かな … ?
「珍しいね、今日は女の子となんて」
「ちょっとね、こいつは宮舘涼太」
『あ、2年の 小桜Aです 』
「よろしくね」
『よろしくお願いします』
「2年生か … 康二、翔太来たよ」
「え!!翔太くん!!!!」
奥から元気いっぱいの声
「翔太くぅ 〜 ん 」
「うわ、もうなんで康二呼んだんだよ」
「会いたがってたから」
翔太さんに夢中な康二くんは私には全く気づかず …
「康二、お客さんは翔太だけじゃないよ?」
そう宮舘さんが言うと、康二くんは私に気づいたようで
「えっ 、なんでおるん、?え、てか翔太くんと … 」
驚いた顔で めぐきゅ 〜 ん と叫んで奥の部屋に行ってしまった
「康二と仲いいの?」
『同じクラスで隣の席なんです』
「大変そうだよな、康二が隣とか」
『まぁ … 笑』
「立ってるのもあれだから、ほら二人とも座って」
「お腹空いた、なんか作って」
「じゃぁ、今日は可愛いお客さんのためにも、とびっきり美味しいものを作ろうかな」
そう言うと宮舘さんは手際よく料理を作ってくれた
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彩乃(プロフ) - めちゃくちゃ続きが気になります! (2019年8月18日 17時) (レス) id: b5c993a53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅま | 作成日時:2019年8月3日 1時