『こんな私でも捨てないでくれるのですか?』太宰「当たり前じゃないか、せいぜい捨ててもゴミ箱では無く草原にでも捨てるさ」『やっぱクズですね貴方』敦「僕はちゃんと餌とか上げるし世話してあげるよ?」『待って、何で私犬みたいな扱いになってるんです?』 ページ7
『一寸、皆さん。一旦落ち着きません?』
国木田「何が落ち着けだ。巫山戯た真似をしてみろ、直ぐ首が飛ぶことになるぞ。」
『そんな物騒な。でしたら皆さんで私の入社手続き書でも見たらどうですか?』
江戸川「太宰、取ってきてあげて」
太宰「はぁい」
太宰さんは軽い脚取りで書類を取りに行った。
太宰さんが居なくなった今、異能力が使える。
私は小声でこう唱えた。
『千姫微笑』
否、唱えられなかった。
太宰「うわぁ、Aの髪綺麗だねぇ」
私は太宰さんを睨んだ。
太宰さんは恐らく私が異能力を使うと思い早々戻ってきて異能無効化をしたのだと思う。
そして太宰さんが持ってきた書類を皆が見る。
太宰さんが耳元でこう言った。
〖もう白状したらどうです、A先輩? 昔みたいに強気の貴方が私は大好きでしたし。〗
『仕方ありません、私の前職はです「「御前本当にアルバイトをしてたのか/ですか/だねェ」」』
江 太 「『え』」
『あ、はい。皆信じてくれなくて怖かったんですよ、私。』
国木田「A、銃口を向けてしまって本当に申し訳無かった。」
『嗚呼、慣れっ子ですから。』
あ、慣れっ子って言ってしまった……
太宰「馬鹿じゃないの、A。」
国木田「怪しい者と分からなければ皆外出する事。俺と賢治、敦と与謝野女医と乱歩さん。谷崎は情報収集に行ってきてくれ。」
そういい、太宰さんと私以外全員外へ出ていった。
太宰「改めて久しぶりです、A先輩。」
『久しぶり』
太宰「相変わらず演技が上手いですね、新人役(後輩役)お疲れ様です。」
『ありがとう、でも真逆こんな所で君と会うなんて思ってもいなかった。』
太宰「君だなんて堅苦しい……昔みたいに呼んでいいですよ?」
……昔の名前。
『治君、また宜しくね?』
太宰「こちらこそ──」
_______________
シリアス苦手っす……
再夢主設定→←太宰「そう言えば君前職は何だったのかい?」『どうしてそんな事教えなければいけないのですか?』太宰「えー気になるじゃないか」国木田「此奴は1ヶ月前に入ってきたのだからあまり色々問うな。」『あ、ありがとうございます。やっぱり国木田先輩は好きです』太宰「やっぱり私も君が大嫌いだ」『あっそう』太宰「あ、タメ口?」『次は急所を狙って殴りますよ?』
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生華(プロフ) - サッピーさん» ありがとうございます!おぉ、是非聴かせてもらいますね!教えてくださってありがとうございます! (2017年1月26日 18時) (レス) id: e20f570410 (このIDを非表示/違反報告)
サッピー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!!!ちなみに双黒で歌ってる曲なんですが「still still still」うたプリの曲なんですがとってもいい曲なんで聞いてみてください!! (2017年1月25日 8時) (レス) id: 5a6e5d00ce (このIDを非表示/違反報告)
萌優(プロフ) - ねむねこさん» ありがとうございます! (2017年1月2日 22時) (レス) id: 90edc8ef8b (このIDを非表示/違反報告)
ねむねこ - おもしろいです!更新頑張ってください! (2017年1月2日 21時) (レス) id: f5c4cd20a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2016年12月17日 16時