にゃん ページ25
青「ちょ、Aちゃんっ」
「居なく、っなっちゃ…や、だっぁ！」
青「ならへんからっ、ちょっ一回落ち着いて？」
「私の、っこと、嫌いにな、ったの？」
青「っ、ちゃうから、！」
「じゃあなんでぇ〜っ、」
青「あぁ…、ちょ、もう〜…っ」
なかなか泣き止まない私を見かねてりゅうせいは
近くの公園に入り一度ベンチに私を下ろした
「っ、…ぐす、ッ」
青「Aちゃん、」
「な、に、…」
りゅうせいは私の前にしゃがみ込み
目元に手を伸ばしてきた
青「そんなに泣いたら目はれちゃうから」
「りゅうせいのせい、じゃん…」
青「ん、ごめん」
するとゆっくり、りゅうせいの顔が近づいてきて
私の頬を伝う涙をペロリと舐め取った
青「しょっぱ、」
「ここ、外…ッ、」
青「誰もみてへんよ」
その後も、猫のようなザラザラとした舌で
こぼれ落ちてくる涙を舐めとられる
「も、止まったから…」
青「ん、」
するとりゅうせいは空いている私の隣に座ってきた
青「Aちゃん」
「ん？」
青「あの人、仲ええん？」
「あの人って照史のこと…？」
青「……そ、」
「唯一の同期だし…ふたりで飲みに行ったりはよくしてたけど…」
青「ふーん」
「なに、？」
青「やきもち」
「へ、」
私の手を握りながら目も合わさず
やきもち、とだけ呟いたりゅうせい
青「Aちゃんのこと呼び捨てやし、なんか距離も近いし、さっきもおぶられてくるしさ」
「それは、っ」
青「Aちゃんもすごい楽しそうに笑ってたから」
「……」
青「だから嫉妬して冷たくしちゃってん」
青「…ごめん」
そういって繋いだ手に少し力が入れられる
青「俺、Aちゃんのこと好き過ぎんねんなぁ」
青「…うざい、よな」
「え、っ」
青「もうこうゆうの、せえへんようにするから」
青「ほんま、ごめ…「わっ、わたしも…ちょっとだけ、モヤモヤした…っ」
りゅうせいの言葉を遮るようにしてそう言った
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バニラ - 凄く面白かったです。3も楽しみにしてます! (2019年9月29日 23時) (
レス) id: 52f5a34463 (このIDを非表示/違反報告)
rouge(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！頑張って下さい(^^) (2019年9月21日 23時) (レス) id: 6309e1f252 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 凄く面白くて毎回楽しみにしてます！�霤跳�や神山君の絡みももっとあったらなぁ(笑)すいません個人的に恋するとか？！裏もめっちゃ楽しみにしてます！頑張って下さい！ワクワク(笑) (2019年9月21日 18時) (レス) id: 7a43893a5b (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 毎日更新楽しみにしています。どきどきわくわくします＼(^^)／ (2019年9月6日 10時) (レス) id: 865b64bb56 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｬｽのミン - リクエスト書いてもらってありがとうございました！私では想像出来ないようなクオリティーで、流石だなぁ、と思いました。これからも期待しています！頑張って下さいね。 (2019年9月6日 7時) (レス) id: 20b25484b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年8月19日 13時
