03 :六つ子のみなさん(side white) ページ4
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かくして時は遡り、俺はしっかり紫パーカーの一松先輩に襟首を掴まれ、さらには松野の六つ子に囲まれ集団リンチを仕掛けられそうな雰囲気に縮み上がっていた時だった。
「一松、あんまり乱暴しないであげて」
一松先輩を呆れた目で見つめて諭すチョロ松さん。
結構前にこの人に殴られまくったけど今だけは救いの天使…いや、女神に見える!!
一松先輩は俺に飽きたのか、掴んでいた襟首を離してズボンのポケットに両手を突っ込んだ。
「えーっとね、僕からもお願いなんだけど、ちょっと教えて欲しい事があるんだ。あ、別にまーくんの本名とかじゃないけど、まーくんの事について、教えて欲しいんだ、何処か静かに話せるとこないかな?」
ペラペラと早口で噛まずに言うチョロ松さんに気圧されて思わず「は、はい」と頷いてしまった。
ともあれ、頷いてしまったのには変わりはない。何処か静かに話せる所……
「……あ」
「へー!!真白くんの家って和食店なんだ〜」
スゲー、と辺りをキョロキョロ見回すおそ松先輩。
六つ子のシンクロか、全員同じようにキョロキョロと見回していて、少し笑ってしまう。
「今日は早めに店を締めてもらったので自由に座っていただいて結構ですよ」
厨房に入ってお母さんにコップとお茶を頼むと人数の多さに目を丸くさせたが、店の方を覗いて「六つ子?みんな同じ顔だなんて凄いわね」と物珍しそうに見てはお茶とコップを用意し始めた。
「後でなにか持っていくわね」と言って2階へ上がっていったお母さんを見送り、俺はお茶とコップを持って六つ子の人達の元へ向かったのだった。
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革ベルト
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。。みかん(プロフ) - まだかぁ…何かあったんかな (2021年8月14日 1時) (レス) id: 2133d45c42 (このIDを非表示/違反報告)
そら - 更新はやくしろ、待たせるな。 (2019年4月15日 19時) (レス) id: 24a139aebd (このIDを非表示/違反報告)
アルメ - いつも楽しく読ませて頂いてます。ところで質問です!まーくんと真白くんはいつ頃友達になったんですか?あと、まーくんはUFOキャッチャーが得意でしたが、他にはどのようなゲームが得意ですか?真白くんはどのくらいゲームが上手いですか?長文失礼しました! (2018年8月29日 13時) (レス) id: 6ed7c6429e (このIDを非表示/違反報告)
ラペ - 最近見させていただいたものですがとても面白いですとても続きが気になります。新しい更新いつでも待ってます! (2018年1月9日 12時) (レス) id: 26000beed1 (このIDを非表示/違反報告)
天碧(プロフ) - ストーリーや設定はとても好きです・・・けれど親友で主人公を思ってくれている真白くんを囮にしてチョロを誘き出すのはちょっと・・・。主人公くんは真白くんの事を駒としか思っていないのかな?と一瞬思いました。 (2017年9月9日 22時) (レス) id: 72c8aace3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまめ x他1人 | 作成日時:2016年8月7日 12時