【喧嘩松】学校最強、いただきますね。２【男主】

02 :いや、ちょっと待って。 ページ3

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「………」







目の前に広がるこれは何なんだろうか。






「悪ぃね〜まーくん！ちょっと冷蔵庫借りるわ〜」
と松野おそ松が冷蔵庫や冷凍庫を開けてなにやら詰め込んでいるし、




「フッ、敵のアジトに赴く…俺」
とカラ松センパイは人のソファを足台にしてカッコつけるし、





「………」
部屋の隅に蹲って無言で松野一松は俺を睨みつけてくるし、





「ハァイ！ハァイ！ハァイ！ハァイ！」
松野十四松は人の家の中で素振りし始めるし、





「えーなにここ〜何も無いんだけど〜」
とキョロキョロ視線をさ迷わせながら猫なで声をあげる松野トド松。









そして何より気に食わないのが。





「真白くーんこの前のだし巻き美味しかったからまたご馳走してねん」




「あ、はい！もちろんです！おそ松さん！」







「ねぇねぇ真白くん！この服なんだけどさ〜！」





「あー、それならトド松さんはこっちの方が…」







いや、待って。





なんでそんな六つ子の皆さんと真白が親しいわけ？
おかしくない？チョロ松センパイに至っては真白殴ってましたよね？
何これ、しかもなんで俺の家来たの？宣戦布告？やんのかコラ。







「まーくぅん、そんな眉間にシワ寄せてちゃ怖いよぉ」
炭酸飲料の缶を片手にヘラヘラと笑う松野おそ松。







「…誰のせいだと思ってるんですか」
敵対するように睨みつけていると、おそ松はまたへらりと笑って「まあまあ、今は喧嘩する気なんてないから仲良くしよぉ？」とかほざきやがる。









仲良くする気なんて、これっぽちも無いんですけど。

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