二十九話 ページ31
「お館様のお成りです」
その声に気づいた兄は柱たちの元へ、私はその場でひざまずいた。
知らないうちに炭治郎さんと不死川さんが揉めていたらしく、炭治郎さんが地面に叩きつけられていた。不死川さんは鼻血が出ている。
「よく来たね 私の剣士たち」
全員がひざまづいているなかで、不死川さんが挨拶をした。
そこから炭治郎さんと禰豆子さんの処罰について話し合っていた。残念ながら兄同様話をあまり聞いていなかったためよく覚えていない。ただ、禰豆子さんが不死川さんの血を見ても我慢してプイとそっぽを向いている場面には目を見張った。
絶対頭突きすると騒いでいる炭治郎さんは兄に小石をぶつけられ、胡蝶さんの御屋敷へ連れていかれたらしい。ようやく柱合会議の始まりだ。
『では報告いたします。私は任務外でしたが、冨岡義勇さんと胡蝶しのぶさんと遭遇したため加勢致しました。その後は…』
あったことをはなし、その場をあとにしようとする。
「A。少し待っていてくれないかい」
『は。了解致しました』
お館様に呼び止められたため、初めにいた位置でまた跪いた。なんの用事だろうか。なにもやらかしてはいないし、これといって褒められるようなこともしていない。見当もつかない。なんだろう。
それから話し合いは進み、柱合会議はお開きとなった。
「A。こちらへ」
『いかがなされましたか』
本当に見当もつかない。何言われるのだろう。気が気でない。
他の柱たちは兄を除いてみんないなくなってしまった。兄だけ隅の方にたってこちらを見ている。
「Aを柱に任命したいんだ。受け入れてもらえるかい」
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シャンプー(プロフ) - ゆーさんさん» 不快に思われたのなら申し訳ありません。注意書きを付け足しておこうと思います。 (2019年8月9日 12時) (レス) id: 2be3b2296e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーさん(プロフ) - あくまで二次創作ですので、時透母についてはこういう人なのだというような感想を持たないようにお願いします。 (2019年8月8日 17時) (レス) id: 91a8b31b94 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー(プロフ) - にこちゃんさん» ありがとうございますー!!!私も時透くん推しです!!じわじわ書き進めておりますのでまったりお待ちくださいませ…!! (2019年7月22日 21時) (レス) id: 2be3b2296e (このIDを非表示/違反報告)
にこちゃん - 私、推しが時透君なので嬉しいです!更新待ってます!応援しています!! (2019年7月22日 21時) (レス) id: 5d74a38634 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます!!!時透くんかっこかわいいですよね!頑張ります…!! (2019年7月22日 17時) (レス) id: 2be3b2296e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャンプー | 作成日時:2019年7月22日 1時