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始めは淳くんののろけに照れてたけど、読んでたら笑えてそれどころじゃなかった。
「やっぱみなさん面白いよね！」
「そうか？ただの中学生ノリだろ」
「そういう意味でいったら、あなたが一番ひどいですよ？中二病感。」
「いや、それはない！」
「ねぇ、この動画見ていい？」
「無視かいっ！って、こんなん見たいの？面白くないと思うよ？」
「いいじゃん、時間あるし。」
私はイヤホンをセットして、片耳を淳くんに渡した。
「おまっ、……ま、いっか……」
淳くんは何か言いたげだったけど、何も言わずにイヤホンを耳につけた。
＜来たっ、引けっ、しげおかぁー！＞
＜�陲舛磴鵑Δ襪気い叩�って何撮ってんねん！＞
あ、重岡くんもいるんだ、と思ったとき。
「あの人たち、イヤホン半分こしてるー。」
「ほんとだ、ラブラブー。」
という声に、やっとさっきの淳くんの飲み込んだ言葉が分かった。
今、ものすごく顔が熱い。
ちらりと淳くんをみると、耳が赤くなってた。
そこから先の内容は、全く頭に入ってこなかった。
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END
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作者名：カミツレ | 作成日時：2017年9月30日 13時
