あのドッキリ × mmab ページ11
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目｢…俺、ちょっと行ってきます｣
岩｢おい、おまっ、目 黒！｣
岩 本くんが引き止めるのも聞かず、この場を後にする。
俺の行動は絶対間違えてない。
だって…
目｢…それ以上、阿 部ちゃんを悪く言わないで貰えますか｣
ス｢いや、そんなつもりは…｣
目｢俺聴いたんすよ、貴方たちが散々言ってたの。｣
バツ悪い顔した、どこかのスタッフさん。
真面目過ぎるだとか、付き合い悪いだとか、…他にもいろいろ。
目｢あの人がどれだけ努力してるか知ってますか？｣
ス｢…｣
目｢ 俺らにも、共演者にも、スタッフさんにも、マネージャーさんにすら迷惑かけたくないからって、
極力全部自分で出来るように頑張っちゃうんです、
勉強だってできる時はほぼ毎日
ダンスレッスンも、色んなトレーニングも、テレビの仕事も、舞台稽古も。
俺らのケアだってそう。
いつも俺ら全体を見てくれてる。
本当は一番忙しいし、正直キツいと思うんですよ、体力的にもメンタル的にも。
…でもメンバーの、グループの為になるなら嬉しい…なんてさ、すっげぇ優しい顔して言うんすよね。
あなた方は人を怒らないって…出来ますか？
ずっと、変わらない優しさを与えられますか？
阿 部ちゃんは本当にずっと優しいから、多分その悪口だって受け入れますよ。
もしそれで自分が苦しくなっちゃっても、それを改善するために。
優しくて、強くて、真面目で一生懸命で…努力を惜しまない。
これの何が悪いんすか、｣
深｢…目 黒。終わり、｣
いつの間にか近くにいた ふっかさんに止められるまで、このまま続けようとしてた。
まだまだ言える、阿 部ちゃんの良いところ。
自分でも気づかないうちに、苦しくなってるから、そんな時は…
目｢俺…守るって、決めてるんで。｣
スタッフさんの目をしっかり見て、またそう宣言すると…
ス｢…本当に素敵なグループですね、｣
舘｢ウチの目 黒、カッコイイでしょう？｣
ス｢はい、とても。｣
渡｢ふはっ、目 黒まだ分かってない。笑笑｣
……え？
いやいや、…え？
佐｢めめ、阿 部ちゃん泣き始めちゃったゾ！｣
ラ｢めめが泣かせた！｣
次々に出てくるメンバーに、少しパニック。
…でももしかして、これ…
康｢…テッテレー！！！めめぇ！｣
目｢うわっ、…、え、え？………ドッキリ、？｣
阿｢…っ、ドッキリ！！、大成功！！｣
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作者名：じゃらし | 作成日時：2020年7月11日 23時
