ドッキリ仕掛けてみた × mm ページ33
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暇すぎてとてもしょーーもないこと考えたんだ。
そう、弟へのドッキリ。
目｢ただいま。…A？｣
｢…｣
目｢寝てんの？｣
｢……｣
目｢……、A､…？｣
今回の内容は…
目｢A？｣
私が起きない事に焦ったのか、ペシペシと頬っぺを優しくたたかれる。笑
｢…｣
目｢、A…、A、起きてA、…っA｣
そう、倒れて意識朦朧ドッキリだ！！
と、ここで意識を戻す
…という演技。
｢っ…、｣
目｢A具合悪い？｣
｢……、｣
目｢場所移動しよ｣
横たわって完全脱力してる私は相当重いだろうに。
目｢…わ､｣
｢っ、…！｣
目｢ごめん、軽すぎて飛んだ、…｣
姫抱き…つまりお姫様抱っこをしてくれた。
…までは良かった。
問題は持ち上げてくれたときよ！
想像してた重さと違ったのか、私はコイツの腕の上でバウンドしたのだ…！
目｢気分悪くなってない？、…ちょっと急ぐよ、｣
｢、…っ｣
思わず笑いそうになるのを必死で耐える私。
目｢……救急車、…っ、何番だっけ、110だっけ、…え、と…、｣
｢まっ！｣
救急車を呼ぼうとするのを聞いて、しかも番号は警察だしちょっとまずい事になりそうだから、止めに入っちゃった。笑
もうネタばらししよう、笑
｢…、蓮｣
目｢待って、今救急車呼ぶから｣
｢蓮、ごめんこれ全部ドッキリ。｣
目｢？………、え、ドッ…、え？｣
まだわかっていない様子。
固まって目を丸くしてこっちをじっと見てる、…笑
｢意識朦朧としてないし、具合も悪くないよ｣
目｢…うそだった？｣
｢うん、さっきまでの嘘｣
目｢……っ…焦った、よかった…｣
電話を持ってた手は力が抜けたらしく、ガコン、と落としてヘナヘナと座り込んだ蓮。笑
｢ごめん、笑｣
目｢俺マジで心配した。｣
｢だから、ごめんて｣
目｢…え本当にどこも悪くないの？｣
意外にも心配性なんだよね、笑
｢あ、ねぇあれ何？笑…私バウンドしたんだけど！笑｣
目｢待って言い訳させて、笑、重たいと思って持ち上げたら想像以上に軽くて足踏ん張ってた反動で吹っ飛んだんだよ、｣
…想像は物凄く重たい設定だったって事よね？それ。え？
目｢でも良かった。なんもなくて｣
…まぁ優しく笑うコイツの顔に免じて体重の件は許してやろう。
検証結果：蓮はとりあえず地味に焦る。
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作者名：じゃらし | 作成日時：2019年9月21日 21時
