いきなりWEST

【 仲間やって言われても 】 ページ1

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すごく深い眠りをした気がする。











別に昨日に何をしたってわけじゃないし、特別疲れたわけじゃないけど、ぐっすり眠ることができた。





はぁ、今日も1限から大学か、なんならもうちょっとこの気持ちいい眠りを味わいたいな。





そう思いながらも、キラキラと差し込む眩しい光に、ゆっくりと目を開く。











？「……Aっ、！？ Aっ、わかるかっ！？」











そしたら、聞こえる男の人の声。





誰？、そう思って瞬きをしても、なんだかボヤけてて視界がはっきりしない。











？「…えっ、Aっ、起きたんっ、？」

？「ん、今、目ぇ覚ましたっ、」











目をこすりたくても、なんだこれ、全身が鉛のように重くて腕なんかピクリとも上がらなくて。





声を出したくても、喉に何かが引っかかってる。





早く動き出さないと、電車に遅れるってほんとに。











？「…とりあえずナースコール押してっ、せや、マネジャーに連絡せなっ、 今、Aの家に着替えて取りに行ってくれてるからっ、」

？「お、俺っ、連絡する、みんなにもっ、」

？「ぉん、頼むっ、…はぁ、よかった、Aっ、よかったなぁ？、」











え？よかった？、待って何がよかったの？





しかも、男の人は1人じゃないみたいで急に恐怖が増してくる。





早く状況を確認しないとと思って、必死に目を動かしながらボヤける視界のピント調整。





すると、……え、うそ、なにこれ。





思わず愕然とした理由は、視界の中に、家にしては白くて高すぎる天井と腕につながる謎の細い管、そして、











？「…A、？ なんやねん、そんな目玉動かして、笑」























私の愛して止まない、ジャニーズWESTのメンバー、





中間淳太くん、がいたのだから。























中「おーい、Aー、田崎Aー、笑」

？「…連絡してきたっ、」

中「ありがとう、のんちゃんっ。 先生ももう直ぐ来てくれるって、」











そして、平然と会話をして、次には小瀧望くんもその中に入ってくる。





えっ、夢？、夢でしょ？、夢じゃなかったらおかしいからこんなの。笑





ほっぺをつねりたくても、身体が動かないことを思い出してあっけなく断念。





でも、夢なら早く覚めないと。





そう思った私は、再び目を閉じた。





この幸せすぎる光景を、名残惜しく思いながら。





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