【ウォーターチャレンジ】少女は恋がわからない。

【6話】授業 ページ7

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す「じゃあ今日の１時間目は………


二人一組になって、SCPを一匹倒して貰います！」




『え、っ……』



初っ端授業がやばすぎる。



それに、二人一組か…………誰と組めと!?


特に仲がいい奴が居ない人には鬼畜だわ！



隣の奴は…………名前知らん！


どうしよう………



す「じゃあ……“Mr銀さん”と、"Mrマネー"。
"Mrバナナ"と、"Mrブラック"。
"Mrブルーと、Mr赤ちゃん。
"Mrレッドと、レイ。
この二人組でやってもらいます。」


？「……は！？」


さっきの喧嘩した奴が勢いよく立ち上がった



というか先生が決めるのね。


『(え〜〜と………私のペアは……)』



"Mrレッド"？



誰だ？


？「俺と兄貴が同じじゃないなんて、珍しいな。」


？「確かにな」


？「MrブルーとMrレッドはいつも、ほぼ一緒だもんな！」


『(あ、あいつ、Mrブルーって言うのか…)』


というか、まてよ………Mrレッド、？



私とペアの奴…？



というか、あいつの兄って……



私の中で点と点が線になっていく



まさか、まさか……


ﾚｯﾄﾞ「なんで俺とこいつがペアなんだ！」



やっぱりお前か！！



『先生！俺もこいつ嫌です！』


もう誰でもいいけど！こいつだけは絶対に嫌だ！


『そもそもなんでこいつと同じなんですか！』


す「いや〜君達、仲が悪いからね。これを期に仲良くできるかなぁ〜と思ってね。」


「「誰が仲良くなんてなるか！！」」



ピッタリとあいつと声が重なる



ﾌﾞﾙｰ「息ぴったりじゃないか、良かったな兄貴」



ﾚｯﾄﾞ「良くねぇよ！バカ弟、お前は黙ってろ！」


『そうだぞ！弟！』


ﾚｯﾄﾞ「お前は、弟って呼ぶな！」


まぁ、厳しい！


冗談が通じない相手って怖いねぇ〜



す「まぁ、ともかく！そのペアと協力して、頑張ってくれ！」




『絶対無理だ！！こいつ協力とか絶対しないタイプだもん！』



ﾚｯﾄﾞ「あ”？喧嘩うってんのか！」



『そう捉えてもらってもいいですけど？』



ﾚｯﾄﾞ「あ"ぁ"！？」



バチバチ



私達の間に火花が散る



？「あそこ、どうなるんだろうな。」


？「まぁ、大丈夫じゃないですか？息もぴったりで性格も似ていますし。」


「「似てない！！！」」



？「仲いいな。」


「「よくない！！」」


二度続けて、声が重なる



バチ



お互い人にらみし、大袈裟に視線を離した。

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