すみれの妄想劇場＠あらし･４

私の彼は左利き・４ ページ7

私の言葉を聞いて、顔をごしごし擦るは 目は泳ぐはで大騒ぎのかず。


んも〜、大好きよ。



｢ねぇ、かず？

かずは私に触りたい？

その、エ‥‥ッチなこととか、‥したい？/////｣


恥ずかしかったけど思いきって聞いてみた。


｢そりゃあもう、Aには言えないようなこと、朝から晩まで考えてますよ。

オレも健全な男子なんで////｣


｢そ、そうなんだ////

かずみたいなモテ男子もそんなこと思うんだ////｣


｢あったりめ〜だろっ！おまえが好きなんだから。

けど、Aにしか そんな風に思わないよ。

Aを大切にしたいって思ってるし、おまえが嫌がる事はしたくない。

でも最近、おまえがどんどんキレイになってくから‥

オレ、やばい。

オレ変なんだよ‥｣



しゅんとするかずが愛しくて、そっと左手を取ると私の胸に当てた。


｢私も一緒だよ。こんなにドキドキしてる‥

かずに触りたいし、触って欲しい////

私も変‥だよ////｣



かずはビックリしたみたいだったけど、やわやわって私の胸を触ると

｢やわらけぇ〜な///｣ って、堪らなく嬉しい顔をした。


｢私たち、少しずつ大人になっていこうね///｣


確かにそういうつもりで言ったんだよ、言ったけど


かずってば


｢いや〜、無理。今すぐにでもお願いしたい｣


急に俺様になっちゃって、さっきまでの可愛いかずはどこ？


でもね、スイッチを押したのは私で

ちょっぴり２人の関係が進みそうなのも事実。



その日以来、妙に迫ってくるかずに困っちゃうんだけど


まぁ。


私がかずのものになる日も近い‥


かな(笑)


◇おしまい◆

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