遅すぎた想い

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(さくらside)
由香とファミレスに来てから数時間。






集中が切れました。笑
テスト勉強の休憩がてらあの話を持ちかけよう。







さ「ねぇ由香？」






由「なぁにさくら。わかんない所でもあった？」






さ「なんでさっきぼーっとしてたの？」





驚いた様子でこっちを見る由香






由「いやー？なんにもないよ！」





変わってないなぁ、嘘をつく時髪を耳にかける癖 笑





さ「そーかい。てっきり藤井くんのことかんがえてるのかと笑」



由「な、なんで藤井君がでてくるの笑」
平然を装っているけどかおは真っ赤。




今回のところは勘弁してやろう笑
後日Aもいる時に取り調べしよーっと笑






まぁ大体予想ついてるんだけどね笑






由「さくらこそ、彼氏と上手くいってんのー？」





さ「うん！ラブラブです♡笑」




私には他校に彼氏がいる。
めっちゃおかんみたいな人で、身長は男子の中では小さめ。



だけど私から見たら普通にでかい。笑



中学の頃から付き合ってて、高校は別々。
どうしてもダンス部が充実しているところに行きたかったんだって。


同じ高校に行けたらなって思いもあったけど
それよりも彼が一生懸命踊っている姿が大好きだったから。
その夢を応援することにした。


昨日のデートでは
「高校違うけど心配せんといて。俺、さくらのことしか見えてへんから。」




かっこよくて、優しい彼は絶対に高校ではモテモテだ。
そばにいられないことが不安でしかなかった。



お昼食べてるときに言われてびっくりして食べていた料理から目を上げると


私が大好きな笑顔でこう言った
「ずっと大好きやで。」



離れてても大丈夫だと思った。



私にはもったいないほどの自慢の彼氏です笑
今度2人に紹介してあげないとなぁ。




由「ニヤニヤしてー笑」




さ「しょうがない！大好きだから！笑」




彼の前では恥ずかしくて言えないけど、一言では伝えきれないほどに大好きだよ。

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