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小「ええよ、別に。」
「え、今なんて??」
小「だから!勉強教えてもええって。」
次の日昨日由香のお達しの通り聞いてみると
意外な答えが返ってきて驚いております。
小「その代わり俺より点数ひくかったらお願い1個聞いてな。」
「越えられるわけなくない!?だって望いつも順位1桁なんやろ?」
小「んじゃ、やめるか?俺はどっちでもいいんやで?笑」
ニヤニヤしながら私の方を見てくる望
え、どうしよう。もちろん後ろの席の由香にはバッチリ聞かれてます。
恐る恐る由香の方を向くと、ファイトって言ってきた。
え、ほんとにどうしよう。笑
すると…
藤「望、お前頭良かったよな。俺テストやばい。勉強教えて。」
小「いやや。笑 流星すぐ寝るやん笑」
藤「うわ!そーやって俺のこと見捨てるんやな…」
とぼとぼと席に戻っていく後ろ姿。
何ともさみしい笑
小「とりあえずやるなら放課後、教室残っといてなー。」
私にそう声をかけて流星の机に向かった望。
ほんとに教えてくれるんだ。
どーしよ。
席に座ると
由「勝てないから行かないなんてないよね?A?」
後ろから肩をぽんと叩きながら私に言う由香。
「いや、でも負けたらお願い聞かなきゃいけないんだよ?」
由「それでも普通いくよね。笑」
食い気味で言われた。
え、由香さん急にこわい。笑
「え、は、はい。」
結果私は望の勝負を受けることになった。
負ける気しかしないよ。
うん、成績上がるしね。うん。がんばろ(泣)
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作者名:相愛傘 | 作成日時:2018年6月14日 16時