噂のお姫様３【イナズマイレブン】

サッカーの未来２ ページ5

ボロボロになった雷門









どうあがいても勝機はない








貴『そこまでやるの……？』









もう立てない状態









バダップが言っていた私達の使命












それは雷門を優勝させないこと









理由は教えてもらえなかったが仲間であるバダップ達が言うのならそれが正解なのだろう









技を使っても王牙のゴールキーパーは平然とした顔でそのボールをとめる









貴『ドリンク用意しないと』









立ち上がってボトル入れを持ち上げる









するとエスカバが持ってきたバックから何かが落ちる









貴『あっ、いけない』









拾い上げるとそれはペンダント式の写真入れだった









見てはいけないと思っていても手は動きペンダントを開く









その中には笑う私と









そして









見知らぬ男の子たち









また頭を何かがよぎる









それは懐かしいような光景で私を見て微笑む男の子達









私もそれを見て笑っている









その子達が誰か分からないけどたったひとつ分かることはバダップ達じゃないってこと









3人以上居てしかもバダップ達にはない温もり









貴『ッ…！頭が……!!』









押さえつけられるような痛みに耐えられず蹲る









《人を頼っていいんだぞ》
《いつもありがとう》
《大好きだ！結婚しよう！》









貴『私は彼らを知っている……』

サッカーの未来３→←サッカーの未来

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す