約束しましょ ページ31
過去のお話
高校時代のAには文句無しの
自慢の彼氏がいた。
彼氏「A」
その周りより少し高い声が大好きだった。
雨が降っていて傘を忘れた日は、
いつもサッと傘を差し出してくれた。
だけど。
手を繋ぐことから発展しなくって。
キスさえなかった。
「(私に何が足りないの。)」
そう思っていた。
それからずーっと考えてから
3ヶ月程度がたった頃だ。
彼氏に急に呼び出された。
「何かあったの?」
ニッコリ微笑んで聞いた。
これはまさに後悔することになった。
聞かなきゃ良かった。
いや。まずその現場に
【行かなければ】良かったのかもしれない。
彼氏「別れよう」
勿論Aは絶望した。
何が足りなかった?何がいけないの?
そう聞けば、
彼氏「A。君は完璧だよ。だけど……俺には勿体ないのかもしれない。」
「どういうこと…?」
彼氏「君が完璧すぎていつか君が離れていってしまうかもしれないのが怖いんだ。付き合ってから少し後悔をした。本当にごめんね。最後にハグをしてもいいかい。」
「…う、うん。」
勿体ないなんて言っておきながらなぜ
ハグをするのだろう。疑問が生まれたのだ。
それからは後悔が
トラウマになってたということ。
1番聞きたくない言葉へになったこと。
彼氏さえも要らないと感じ始めているということ。
これらのことを話した。
猗窩座は少し複雑そうな顔をしていた。
「ごめんねぇ。こんな話しちゃって……」
猗窩座「いやいい。A」
「ん?」
猗窩座「俺は完璧なAが好きだ。付き合って欲しい。」
「……ふふっ。じゃあ約束しましょ」
猗窩座「ん?」
「大人になっても気持ちが変わらなかったら。付き合ってあげるよ。」
猗窩座「!本当か!」
「ええ。本当よ。若い子と話が合うか分からないけれど……ね?約束。」
猗窩座「嗚呼っ!」
この約束が交わされた日は
とても素敵な夕焼けが見えたそう。
「さ。鬼狩りに行きましょう。」
猗窩座「そうだな!」
彼の気持ちが変わることは有りうる事か。
まだ分からない。
_________
もうすぐ……この編終わっちゃいますよおおお(‘ᾥ’)
続編また作ろうか迷ってるんですけど。
作るか。うん。作ろ(^-^)
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葵羽/きう(プロフ) - ぽんちゃんさん» これから出すか検討中でっす……!!! (2020年7月13日 16時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女登場なる? (2020年7月13日 8時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵羽/きう | 作成日時:2020年5月30日 17時