えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ44)

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大恥ページ44

si「えーっ！めっちゃお幸せじゃないですかー！」

はいなんでこうなったんでしょうか。
なんで隣に座らされてんの？

なんでテーブル挟んで
２対４で座ってんの??

ri「通りで今日…」

tr「ん？」

pe「なになに！？なんの話！？」

ri「えっ、嗚呼聞く？」

『いや話さんくてええ…』

pe「やだ！聞きたいから話して！」

ri「ん」

『えぇ…？』

私に拒否権ないんすか…？

ri「今日、姉様と一緒に帰ろうと思って昇降口出た後に校門前まで行ったの」

si「ほうほう」

ri「そしたらクロノアさんがいて」

pe「イケメンじゃないっすか、クロノアさん！」

kr「えへへ」

照れ方可愛い。

ri「で、姉様はてくてく近寄っていくからいつもだったら手降って終わりなのになーって無愛想の姉様が珍しいなーと思って」

ん？

『おい我が弟。無愛想とはなんだ無愛想とは。』

pe「確かに無愛想だよね」

『は？』

tr「まあまあ！さ、続きは？」

ri「あ、うん。それでクロノアさんが"ぺいんとに用事あったからそのまま迎えのついでに家に行こうと思って。"って言うからえ？迎え？ってなってたんだけど、なんかの言い間違えかぁってなってたの。でもね？次の瞬間」

ri「クロノアさんが姉様の手を取って恋人繋ぎしたの！」

盛り上がり方女子かよ。
可愛いかよこいつ。

『っ』

自分大恥かいたぁ…

kr「俺大切にする。」

盛り上がっている皆に対して
そう呟くと兄さんが

pe「もっちろんですよ！2人で思い出たくさん作ってください!!」

短い期間でも作れるかな。

kr「うんそのつもり。でも、これだけ話しておくね」

その話は彼女、彼氏で
いられる期間の話だった。
みんなは呆然としたけど笑顔で

pe「じゃあその期間でどれだけ大切にできるかだな！」

si「2人なら大丈夫だとは思いますけどね！」

tr「短い期間だろうと俺たちは応援してますよ」

ri「2人はお似合いだから応援しないなんて出来ないし！」

嗚呼。幸せだな。

pe「じゃキスを!」

『はっ！？』

si「ひゅーひゅー！イカしてるぜ、ぺいんとさーん！」

tr「いけいけー！」

ri「俺ずっと見てるからね」

レイアに関しては圧じゃん!!

kr「…A」

その声に大して振り向くと
唇に暖かい感触が当たった。

『！』

kr「ふふっ…可愛い」

pe「ぉぉぉ！男前のクロノアさん!!そして乙女のA!!可愛いぞぉぉぉ!!」

『ｯｯｯうるっさい！』

皆で笑い合えるのも短いから
もっと笑わせてね。