情けない ページ27
syp「って言うわけっす」
『ふーん…。』
見てわかる通り前にいるのは
しょっぴくんです。
あ。これ休日ね。
金曜日に話しかけられて
土曜日にレストラン待ち合わせで
あってるんだけど
レイアがどうやら
あの女子の片割れに
まあ、付きまとわれてるようで。
『なんだか情けないな』
syp「?」
『あ、いや。弟がそういう子にまとわりつかれてるのに、俺は何も出来てないから。…まずそんなことになってるなんて知らんかったし。』
syp「A…」
『まあ、教えてくれてありがとう。』
syp「……はい」
外は生憎悪天候。
でも
『(視界が歪んでるんだもん)』
泣きそうなんだよ。
syp「A…?」
ショッピ君のその声にビクッとなった。
それと同時に
『ごめん、今日はもう、かえるね』
2人ともジュースしか
頼んでいなかったので
2人分のジュース代を置いて
駆け出した。
syp「Aッ!?」
ショッピ君のその声は確かに
届いたけど。
あえて無視した。
こんな顔見られたくなかった。
無我夢中で私は走る。
途中で、人に当たった。
『っすみません』
??「A?」
腕を掴みそういうのは兄さん。
周りには
死神くん、クロノアさん、トラゾーがいた。
『…みんなっ』
見られた。前世の人に。
kr「なんかあったの…?」
tr「俺ら話聞くよ?」
si「そうです!」
pe「"Aは1人で抱え込みすぎ、頼って。"」
その兄さんの声が
今の私のボロボロの状態に
心に響いた。
私は何も周りに誰もいないかのように
泣き出した。
『あぁっ…わたしっ……たよりなっい……ッ悔しいのッ…』
pe「……そっか。」
そう言って
黄色の傘の中にいれてくれて
ハグをしてくれる。
si「ここで話せるような状態ではないですし…ぺいんとさんの家行きますか」
kr「うん、その方がAも安心すると思うし」
tr「じゃあ俺タクシー呼びますね」
私を考えて
家出話を聞いてくれるようだった。
『ごめんッ……ごめっ』
pe「A」
その声で私はハッとなった
pe「"謝らない"」
そうだ。
過去と同じだ。
_
父「使えねぇ」
『ごめんなさい…』
_
か弱い自分。
pe「ほら、タクシー来たし。早く乗ろ?」
私は兄さんに手を引かれ
タクシーに乗った。
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葵羽/きう(プロフ) - kuromikeさん» ありがとう!よろしくねぇ! (2021年2月28日 11時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
kuromike(プロフ) - 好きです!これからも頑張ってください!(これからもよろしくお願いします?) (2021年2月27日 22時) (レス) id: fe22798a11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵羽/きう | 作成日時:2021年2月25日 7時