えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ16)

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カップルかよ……() ページ16

木曜日。

今日は1日シャオちゃんの彼女を
やらなきゃ行けないので
しょーがないから髪の毛巻いてきたよ。

言うてまじであんまだけどな(？)

『……』

暇な間は廊下に出るくせがある。
変なくせだよなぁと今更
懲り懲り思ってる。

1年の廊下は静かだから
まだあんまり人来てないのか。

『……あ』

あれって、
チーノと死神くん。

『(なかよしだなぁ)』

私はそう思っただけなのに
そこで立ち止まってしまった。

気付いて欲しいとか、
思ってんのかな自分。

そう疑問に思っていると
死神くんがこちらへ走ってきた。

si「Aさんですよね！そうですよね！フォーブ国の総統だった！」

『ふぇっ…？あ、嗚呼…』

待ってなんで同意しちゃったんだ…()

si「やっぱり！Aさんだと思ってたんですよ～！」

ci「死神さんも僕も分かってたよ？」

『じゃあ話しかけに来いよ……』

なんでみんな来ないねん可笑しいやろ。

ci「だって2年生の裏生徒会長で弓道部部長だし？」

si「ぺいんとさんとクロノアさんとトラゾーさんと同じ紋章黒じゃないですかー！」

ぶーぶー！と思ってくるふたりは

『……俺、お前らがカップルにしか見えへんわ』

ci「やりましたね死神さん、」

si「ですね！」

『あー。この会話を目の前でやって欲しくねぇわ…』

身長差ありすぎカップルやんただの。
は？可笑しいやろ()

si「しても、Aさんが髪の毛巻いてるなんて珍しいですね！何かあるんですか？」

ci「理由知ってる！今日"から"シャオロンの彼女になるから髪巻いてるんですよ！」

『チーノ……？今何つった』

ci「え？今日"から"シャオロンの彼女になるから髪巻いてる」

『今日だけなんだけど……。』

si「れ、レンタル彼女!?」

ci「えっ！？だってシャオロンが」

＿＿

sho「今日からAは俺の彼女やで～？」

＿＿

ci「…って自慢してきたで？それにグレてゾムが怒ってたけど…」

『……今日限定だから…()』

si「シャオロンさんの…」

『うん…嘘』

ci「なーんだ…今日ショッピと愚痴ろうと思ってたのに…」

『それはやめようね()』

ふたりと少し雑談したあと
私は教室へ戻った