えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ7)

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クソ親ページ7

連休という最高な休日の日。

私と兄は実家に帰宅した。
え？実家に元々
住んでんじゃないのかって？
それが住んでないんだよ。

クソ親なもんでねぇ。
勉強ばっかでそれ以外頭にない。

馬鹿だろ。
お前が勉強した方がええやろ。

『もうちょいしたら着くから』

後ろから腕を回し抱きついている
兄さんに話しかける。

pe「OK!!それとA！俺の許可なしに無断でバイクの免許取らないで！」

『兄さん。俺ももう小さい頃とちゃうんやで。』

pe「だとしてもバイク買うよくらい言ってくれてもいいじゃん!!俺も一緒にバイク選びたかったぁぁぁ！」

『いや…えー…？(困)』

そんな雑談をしているうちに
実家に着いた。
あ、バイクは16歳から免許取れるけど
車とかは18歳になってから
免許とろうね！

家は変わらず立派。
産まれてくるんならもっと
優しい親の共に生まれて
この家に住みたかったなぁと
感じている今日この頃。

ピンポンは押さなくていいか。
と兄さんと話して
勝手に家に入った。

家の中で物騒な音が聞こえる。

pe「母さん父さん？」

『……嫌な予感する。とりあえず上がらせてもらおう』

そう言って靴を脱ぎ廊下を歩いた。
明らかにリビングから音がする。
兄さんは後ろから私の肩を掴んで
着いてくる形だ。

私は勇気を出した。
扉を開けると

母さんとレイアがいた。

「Aに、ぺ、ぺいんと。ど、どうしたのー？急に帰ってくるなんてぇ、」

殴ろうとしてたよね。
兄さんは後ろで絶望している。

私は1歩踏み出し母の元へ行った。
そして。

パチンｯｯｯ

そんな音が部屋に響いた。

レイア、ぺいんとは酷く驚いている。

『しゃーないから。ここに帰ってきて、泊まって帰ろうと思ってたのに。帰ってきたらなんや。レイアの事殴ってん？はっw呆れた。』

私の口から暴言が出る。

『こんなんする暇あんならどっかショッピングでも行ってこいよ。どうせいっつも家事レイアにやらせてたんやろ？昔から変わらんなぁ？』

母は怯えながら私を見る。

『……その表情さえムカつくわ。まずアンタの顔自体見たくない。』

そう言いながら
レイアの手を引っ張った。

『旦那と過ごせ、レイアは引き取る』

そう言ってレイアの荷物をまとめてくれと
兄に頼むとあ、うん。
と言って2階へ行った。

そのうちに

「A…A……、貴方だけでもいいから残って…お願いｯｯｯ…」

母はそう言う。

私の精神が持たなかった。