えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ47)

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お悩みページ47

進級して1ヶ月

kr「ほら、いこ」

クロノアさんはあれ以来
毎日のように迎えに来てくれる、

『うんっ。じゃあ…3人とも、先帰ってて』

何だか私も別れる気がなくなってきた。

ri「OK」

pe「おう！仲良くな!!」

sho「じゃーなー。」

kr「…言われなくても仲良しだよね」

『ふふふっ』

2人で手を繋いで
行くのももう慣れた。
なぜなら
学園中に広まったから。

sho「…」

pe「シャオロンさん……」

sho「あっ、すみません。」

この噂が広まってから
シャオちゃんの元気がなかった。

なんでなのかなあ。

kr「…考え事？」

『んうっ!!いひゃい～っ！』

ほっぺを抓られながら
そう問われる。

『ちひゃいまふ、ひまクロノアしゃんのこと考えてたんれふ!!』

嘘だけどね。

kr「ふふっ、そっか。」

クロノアさんは上機嫌になって
先に歩いていってしまった。

『むぅ…もぉ！』

私はクロノアさんの腕に絡みついた。

＿＿

sho「辛いよ…」

pe「…うん。」

sho「こんな男に好かれるAもきっと嫌だと思うんだけどさぁｯ……、」

ri「……」

3人は解散後
カフェでそんな話をしていた。

ri「(姉様にずっと片思いしてるもんなぁシャオロン)」

sho「噂が広まってすぐ俺のとこにも勿論情報は届いたんだよ、…ｯ悲しかったなぁ」

rb「…俺も辛いわ」

参加しているのは他にもいた。
3人に加えゾム、ロボロ、ショッピ、チーノ、死神、トラゾーが居た。

zm「…まぁ、シャオロンやロボロの言うことも俺は変わりないわ。同じ気分」

tr「…レイアは」

ri「え？」

tr「なんとも思わないの？」

pe「ちょ、トラゾー！」

tr「…はぁ。」

ri「……ｯあんな美人現れてみなよ、人はすぐ落ちるよ。」

pe「…レイア」

ri「兄さんだってそうだろ…ｯ？」

si「…ここにいる半分以上の人はAの事、恋愛対象として見てますからね、クロノアさんと付き合ってるって聞いた時は流石の僕も折れました。」

皆その言葉に沈黙する。
死神の言う通りだった。

zm「チーノ。」

ci「…ゾムなんや」

zm「黙ってないでなんか発したらどうや」

ci「……ｯｯｯそんなん無理に決まってるやろ!!」

皆チーノの大声にびっくりした。

ci「好きな人のｯ…幸せな姿みて、確かに、確かに幸せやｯ…。でも……でもｯ、リーダーをｯｯｯ…恨んでまうｯ…」

チーノは弱々しくそういった