えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ42)

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さようならページ42

ついに卒業された。

kr「自分なりの道をしっかりみつけ、自分の意思で突き進んでいきます。」

クロノアさん。
夢は弓道の選手。
ただの選手じゃなくって
有名になりたいんだとか。
応援してます。

gr「未来で人の不自由が無い世界にしたいです。」

グルッペンは国民を支えたいから
国会議員とかかな。
分からないけれど。
きっとなれるよ。

tn「人を支えられるそんな人になりたいです。」

トントンのその一言が
まず人を救ってると思うよ。
頑張ってください。

os「正義感を持ち、人を幸せにできるよう頑張ります。」

マンちゃんは
叔父様や叔母様から
枢機卿と言われている。
前世が教会に関わる人物なのだから、
今世もそうなるのかな。
頑張ってね。

ht「人に対する気持ちをもう一段と強くし優しく接します。」

今でも優しいのにな。
でももっと優しくなるなら
世の中ももっと変わるかも。
頑張れ。

「以上＊＊＊名。」

多かったと思う。
退場までまだまだ時間は長いが
自分の耐久力はある。
頑張ろうっと。

＿＿

『……皆、大学かな。頑張ってね』

ht「オスマンとたまに会いに来るから」

os「A、泣かない。泣いちゃ可愛い顔が台無しやぞ。」

『だってｯ…ｯ………だってぇｯ…』

tn「オスマンの言う通りや。泣いたらあかん。この際に言うのもなんだろうけど、コネシマとか問題児の奴らのことよろしくな。」

gr「全てはお前に託されている！…とも言わないが、この学園をもう1層素敵にしてくれ。」

『はいｯ』

私へ気持ちを伝えたあと
クロノアさんから呼び出しがあった。

kr「今まで辛い思いさせてごめんね」

『クロノアさん』

クロノアさんは私を優しく包む。

kr「でも、俺自身は影で支えられてたと思うんだ。」

『うん、クロノアさん。とっても支えになってた。』

2人見合って笑いあった。

kr「またそのうち来るね。休みになったら遊ぼう。」

『勿論』

集合場所だった廊下は静かだ。

kr「……こんなこと言ったら変かな」

『ん？』

kr「俺さ……。その。」

「Aが好きなんだ」

『へっ……？』

kr「ずっと支えてきてたのもこの感情があったからなんだ。……ごめん、急にこんなこと言って」

『クロノアさん。』

私は背伸びをして頬にキスをした。

『ありがとう。少しの間でいいのなら』

『お願いします』

クロノアさんの笑顔と涙が
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