悪夢 ページ48
最近悪夢を見る。
そこは真っ暗でどこか
冷たい空気の伝うそんなところ。
そして声が聞こえてくる。
助けて。
怖い。
離れないで。
そう若い頃の私が足にくっついて
発言してくる。
その私はちょうど6歳ほどだろうか。
まあ別に今日はないが、
何があったの？
どうして？
そう聞いても
助けて
怖い。
離れないで。
そう言ってきて理由が全くわからなかった。
若い頃の私はまだ感情があって。
今の私のようなこんなに感情が
無いわけじゃなかった。
なんでそんなにくっついてまで
助けを求めるのかが意味わからず、
久しぶりに来たこの夢でついに
追い払った。
私は前に進む。
すると大声で若い頃の私が話した。
［助けて!!我々国の皆様がっ！］
私は足を止める。
［我々国の…皆様が…私の目の前からっ］
そう言葉が詰まるように言われる。
[私の前からいなくなってしまったの]
そう言われた時にはもう遅い。
夢の中の我々国の皆様はもう
居ないということ。
『…残念だね。悪夢ではもう居なくなってしまってるのかい。』
[ｸﾞｽｯ…ううっ…助けて…！]
『…これを伝えてあげよう。』
私は耳でコソコソと話す。
[それは…]
『ふふっ。』
私か伝えたのは
元兄弟の秘密。
私には5個下の弟がいた。
あの子は優秀で顔もそこそこ。
名前はオーウェン。
15歳という歳で戦士となった。
私が17の時
中心となって皆を支えた人物として
有名になったのだ。
私は心底嬉しかった。
だけどあんな事が起きるなんて。
彼は19歳になって
"ｼﾞｻﾂした"
詳しくは言わないが。
それはそれは残酷で。
確かにその前から
部屋に篭もることが多くなった。
軍隊で何かあったのかと
聞かれるとそうでもあると思う。
同僚から妬まれたのだ。
妬まれ省かれ嫌味を言われ、
果てには暴力も始まったらしい。
勿論そいつらは排除したが。
今思うと本当に辛かった。
でも私の心の中で居るから。
[…]
『まあ気にしないで。とりあえず貴方はまだ彼らがいなくなったのを確信したわけじゃない。探して見なさい。きっとみつかる。』
ね？と言うとうんっと返された。
私は頭を撫でてまた足を動かした
[ありがとう!!未来の私！]
『ふふっ！どういたしまして！』
手をおおきく振り私は明るい方へ走った。
＿
作者です
コロナやばいですね。休日の部活無くなったので
三連休結構更新して続編まで
持ち込むつもりなので
よろしくお願いします(^^)
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すずねこ - みどりくんが相棒、、、？最高かよ (2022年12月28日 17時) (
レス) @page1 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - ももかさん» 同じですねぇ、 (2021年1月31日 23時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - ヴィオラさん» ありがとうございますw (2021年1月31日 23時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - 私もロボロさん推しです！ (2021年1月26日 21時) (レス) id: 39b71afa14 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィオラ - HEHEHE☆最高っす（迫真）もう今なら紐なしバンジーしてもせいかんできそu（殴…まあ、遠くから応援してます！ (2021年1月25日 12時) (レス) id: 6237dad7d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵羽/きう | 作成日時：2020年12月17日 22時
