執拗いて。 ページ2
『……はぁ。でた。』
こんにちは。Aです。
最近我々国からしつこくお手紙が届きます。
＊
拝啓、A・グレース様
元気にしているでしょうか。
我々国の総統、グルッペン・フューラーです。
我々国の幹部、そして私が
貴方に心撃たれてもうすぐ半年が経ちます。
素直でない貴方も素敵だ。
だが、本題はそれ以上だ。
そろそろ契約したい。
我々もあなたを生命と同じくらい
大切であることは御存知だろう？
理由もそれと同然だ。
守りたいという理由。
頼む。守らせてくれ。
グルッペン・フューラー
＊
『んぬぅぅぅ…。』
確かに私も契約はしたい。
でもねぇ……
怖いんだよあそこの幹部の方…!!
『バカくそ戦力強いのはご存知、アッチには味方最大の脅威もいるのもご存知、他の幹部の方も強いのはご存知ですしいぃぃぃ、何より顔が良すぎて無理なのおおお!!』
執事「A様、御相手の我々国の皆様にもご迷惑をお掛けします。ご対面で話し合ってはいかがでしょう？」
『……た、対面ねぇ…』
執事「はい。あ、ですがA様お一人で行かれるのもなんです。他の契約している国のお方とご一緒に行くのはどうでしょう？」
『嗚呼、それならいい。ありがとう。"ウィリアム"』
wi「はい。では。失礼致します。」
ペコっと頭を下げて退室するウィリアム。
あの子ほんとに礼儀がなってる。
『……気が向かないけど書くしかないか』
そう言って紙を取り出した
＊
拝啓 我々国の総統様兼幹部様へ
忙しい時期だと思いますが
お手紙を送らせて頂きました。
契約の件ですが直接対面でお話しして決めたいです。
僕も決して契約したくない、というわけではございません。
僕や国民も皆様が良い方だということは充分に承知しております。
ですが過去に僕の父が契約したある御相手の国に裏切られてそれが父だけでなく僕や母、国民にも被害が及び、理由はあまり把握出来てはいませんが手軽に契約することは国民や幹部らが許していません。
なので手紙でなく直接対面でしっかりお話を聞いた上で契約を結ばせていただきます。
A・グレース
＊
『ざっと書きあげたらこんな感じか』
誰連れていくかな。
ミドリ？それともぺいんと？
なるべく総統がいいのだろうけど
相棒に任せてもいい。
『んー』
ぺいんとでいっか。
『後でインカム連絡しよっと。』
我々国と会うのは少し楽しみだな。
＿
ウィリアム
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すずねこ - みどりくんが相棒、、、？最高かよ (2022年12月28日 17時) (
レス) @page1 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - ももかさん» 同じですねぇ、 (2021年1月31日 23時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽/きう(プロフ) - ヴィオラさん» ありがとうございますw (2021年1月31日 23時) (レス) id: a2bb5f4728 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - 私もロボロさん推しです！ (2021年1月26日 21時) (レス) id: 39b71afa14 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィオラ - HEHEHE☆最高っす（迫真）もう今なら紐なしバンジーしてもせいかんできそu（殴…まあ、遠くから応援してます！ (2021年1月25日 12時) (レス) id: 6237dad7d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵羽/きう | 作成日時：2020年12月17日 22時
