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次の日
ｱｽﾞｰﾙ「こんにちわ。お邪魔します。」
ﾌﾛｲﾄﾞ「うわー、あっつ。マジ真夏じゃん。」
スカラビア寮生達「！！？？」
(色々話して…)
スカラビア寮生「ご協力ありがとうございます……？」
コツコツ…
お兄ちゃんだ。
ｼﾞｬﾐﾙ「おい、お前たち。そろそろ朝の訓練の時間だぞ。集合に遅れるとまたカリムに……。」
ｼﾞｬﾐﾙ「！！！？？？」
『…』
驚く姿可愛(そこじゃない)
そんなこんなで思っているとみんなが話している。
私はそこに入っていけずのまま。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「さ、Aさんも参りましょう。」
ﾌﾛｲﾄﾞ「遅れないで付いてきてねぇ」
『分かりました。』
チラッと兄を見る。
兄はいつものような表情でなくとても暗く、何かを恨んでいるようなそんな表情が見れた。
＿
ｶﾘﾑ「あれ、アズール？なんでウチの寮にいるんだ？」
ｱｽﾞｰﾙ「こんにちわ。ご機嫌いかがですか、カリムさん。」
私やグリム、ジェイドさんやフロイドさん抜きで進められていく会話。
ｱｽﾞｰﾙ「そこで、これを機にオクタヴィネルとスカラビアで親睦を深める合宿を致しませんか？」
ｼﾞｬﾐﾙ「なっ……!?」
『えっ』
自分まで声に出して驚いてしまう。
昨日思ってたことと違う……
ｱｽﾞｰﾙ「この冬採用されたと言うスカラビア独自の学習スタイルも学ぶところが多そうですし……」
ｶﾘﾑ「そりゃいい！オクタヴィネルの寮長がウチの寮に滞在してくれるなんて、願ってもない。」
同意するカリムくん。
その笑顔からあんなキツい言葉が出てくるなんて思えない。
ｼﾞｬﾐﾙ「……カリム、俺は反対だ。」
やっぱり。
そして2人が次々と会話をしていく。
聞いていてこんなにも歓迎してくれるカリムくん。
操られてるのかなと少し察しがつきそうになるが
違うと信じたい。
そして、最後に言い放たれた言葉で三人は折れる。
だが……
ｱｽﾞｰﾙ「はぁ……極寒の中、今年も3人ぼっちのホリデーですか……。ま、仕方ないですけど……。」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「頑張って魔法の絨毯を捕えたんですがねぇ……。」
ﾌﾛｲﾄﾞ「モストロ・ラウンジもめちゃくちゃになったのになぁ……。」
三人「はぁ〜〜〜〜〜〜〜……ションボリ。」
いやあからさますぎるし、
フロイドさんの件については本当に申し訳ない。
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作者名：葵羽/きう | 作成日時：2020年7月22日 19時
