兄さん【ツイステ】 (ページ20)

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(宴中)

『カリム様。』

ｶﾘﾑ「A！ごめんって～！」

『いや、怒ってない…けど!!!……ごほんっ。ひとりでこうどうするのはやめてください。危険ですから。』

ｶﾘﾑ「嗚呼！わかった！」

そうしてカリム君はお兄ちゃんの所まで行く。

『(暇ねぇ。)』

世の中のお姫様はずーっとこうしてなきゃいけないのか。

『(それをのちのち私もやらなきゃいけない…ねぇ？)』

次期当主カリムの妻となるともう噂されているからか沢山の人が挨拶をしに来てくれる。
愛想振りまいておけばいいか。

挨拶をしているうちにカリム君が近ずいてくる。

ｶﾘﾑ「A。あっちへ行こう。」

『…ええ。』

私に向ける素敵な笑顔が挨拶人を見ていた時とても睨んでいるように見えた。

ｼﾞｬﾐﾙ「A、怪我は。」

『ないよ』

ｶﾘﾑ「セクハラとか」

『大丈夫。』

2人「何か食べた？」

『ひっとくちも食べてない。』

ｶﾘﾑ「うん、うんうん。ならいいんだ！」

ｼﾞｬﾐﾙ「お前が次期当主の妻という噂が事が広まっていてな。先程まで狙われていたんだ。」

『えっ』

ｶﾘﾑ「妻になるってわかっただけで俺でなくその相手まで狙われるなんて…思ってもいなかったぜ。」

ｼﾞｬﾐﾙ「とりあえず2人は俺と移動をしてもらうからな。」

ｶﾘﾑ＆A『「はーい」』

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