天然人たらしのお友達 (ページ21)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:32,255 hit

ナンテコッタページ21

san said

ここはAの所属する事務所のとある部屋
テーブルの上には空のビール残っていない焼酎、潰された空き缶が多数並ばれていた
これほぼAが呑んだのか？

サン「A！」

『あ！さなぁ♡』

完全にできあがってる。

『なんでさながいるの？♡』

サン「Aを迎えに来たんだよ」

『ん♡ 帰るー！』

かわい。
語尾に♡付いてるよAちゃん？

まー愉しそうに呑んでること
Aの隣にはボムギュか、

『ぎゅー、私の彼氏ね腹筋すごいんだよ♡』

ボムギュ「ぬなうるさい」

『なんでよ(笑) かっこいいでしょーう♡』

サン「…///」

ボムギュ「酔いすぎ。ぬなきらい」

あーあー。しかし好都合だな(笑)

『…さなだっこ。』

サン「おいで？」

でもこれは駄目だろ
さっさと撤収しよう、
よいさとAを抱き上げると首に巻き付くAの白く細い腕

『さなあいたかった』

サン「おれも」

ぐったりとして意識があるのかないのか
周りに聞こえないような小さな声で
でも確実に俺の耳に届くように

　┈┈

サン「ヨンジュナ、ありがとう」

ヨン「ああごめんな、」

『よんじゅな？』

ヨン「明日は休みだってマネヒョンが言ってたからゆっくり休みな？」

『うん？』

ヨン「…おやすみ笑」

『ん…』

サン「先に失礼するよ」

ヨン「気をつけて、」

俺の肩に顔を埋めて寝るA
これだけできあがっていたら今日のこと詳しく聞く必要があるな…

サン「かわい。」

ふやけた顔をして。
嘸かしいい夢を見ているのだろう
いまだけだぞ許してやるのは。

サン「おやすみ、」