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コウヘイさん。 ページ22






久しぶりに私はコウヘイさんのBARへ向かう。



ドアを開けるとコウヘイさんと、バイトのショウくんがいた。




いつもの席に座ると

「久しぶりだな、全然来てくんねぇから北斗と上手くいってねぇのかと思ったわ(笑)」

とコウヘイさんが笑う。




「ちょっと忙しくて(笑)」

「北斗とは?どうなの?…って聞くまでもないか」


ってまた笑って私の首筋をみる。





この間北斗が泣いてしまったあの後、

北斗はいつも以上に私の名前を呼んで
自分の名前を呼ばせて

そしていつも以上に痕を付けてきた。

それがまだ残ってしまってるんだと思う。





コウヘイさんが他のお客さんのところへ行ったタイミングで色々考える。



北斗にあんなに偉そうな事いってしまったけど

私も過去に泣きながら北斗を引き留めるようなことを言ってしまったことがあるんだ。





過去と現在の狭間で、→←3



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作者名:やま x他1人 | 作成日時:2019年6月23日 0時

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