検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:17,998 hit

Baby curuising love……K.K. ページ27

だいすきなけいちゃんがそばにいてくれたら、何も望むことはないの。
あっても、それは秘密にしておける。


わたしはけいちゃんの部屋に行ったことないし、デートしたこともない。
もうそういうことはしないんだ、って言われた。



何度目かに会って、けいちゃん大好きです彼女にしてください、って言ったら、けいちゃんは困ったみたいにやさしくわらって、言ったんだ。



「Aちゃんのことは好きだけど、彼女にはできない」
「好き、だけど?」
「好きだけどね」
「それなら彼女じゃなくてもいいです。そばにいさせて欲しい。それもだめですか?」
「やぁ、なんでそんな目を輝かせながら言うのよー」


また困ったようにわらって、けいちゃんはありがとうって、言ってくれた。


それからわたしは、けいちゃん専属おともだち。友達に、そういうのやめたほうがいいと思うって言われたけどなんかちがう。だってわたしはけいちゃんが大好きだし、会ってる時間はなにものにもかえられない。




「キラキラ、です」
「今日も絶好調だね」

って、わたしのあたまを撫でてくれながらけいちゃんが言う。
チェックのあったかそうなコートのインナーに白いセーター、ブラックジーンズのけいちゃんは王子様みたい。スタイルがいいお顔がいい。まわりの空気までキラキラしてる。


「けいちゃんはいつもキラキラしてる」
「んーありがと」


ニコニコしながらコートをハンガーにかけて、手を洗って。セーターぱって脱いで半袖Tシャツになったけいちゃんは、ほどよい筋肉でほんとうにきれい。
こんな人にさわれるなんて、信じられない幸運。

Baby curuising love 2→←シークレット・シークレット3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
設定タグ:短編集 , NEWS , 恋愛   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:由乃 | 作成日時:2020年10月27日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。