私の居場所を壊さないで ページ4
「始まる30分前に来ちゃった自習室で勉強しとこうかな｣
「えっなんで和奏が居るの」
「あっ！A！結菜に勧められて塾入っちゃった！これからよろしくねん！」
「あ、あははそうなんだ〜よろしく！」
なんで？またやっと手に入れた私の居場所を崩すの？和奏頭良くないから賢い子がいっぱいいる塾に来るとは思ってもいなかった
「あれ？2人とも、もう来てたんだ〜！何の話してたの？」
「あっ、結菜！やっほ〜いやー別に塾に入ることになった〜って話してただけだよ！ねっA！｣
「うん、あっあきらーおひさ〜！｣
「久しぶりA笹谷さんもこんには｣
「こんにちは！国見くん！」
「あっはい そう言えばA後ろの人誰？新しい人？」
「あっ、そう学校の友達なの」
「初めまして今日からこの塾で勉強することになった和奏です！よろしくね、えっと英くん？」
「えっ和奏いいなぁー私も英くんて呼んでもいい？」
「別にいいけど」
ずるいよ
私だってやっと仲良くなれて英って呼ぶようになったのに
そんなにすぐ私の居場所を壊さないでよ
やっと手に入れた場所なんだから私は最後まで足掻くよ
「そういえば英！分からないところがあるんだけど教えて〜」
「しょうがないな、その代わり英語教えてよね？」
「うん！OK〜じゃあ塾終わったらファミレス行かない？自習室だとうるさくしたら怒られるし」
「りょーかい！」
続く
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作者名：みみちゃん? | 作成日時：2022年2月19日 9時
