いつも明るいあなたに逢えて。 (ページ2)

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悪魔ページ2

「こんちゃ～、ハイカラニュースの時間だよ！」

青空が広がるハイカラスクエア。

そこでは、ある試合がアロワナモールにて行われていた。

「あははっねぇ来てヨ♪」
ノヴァブラスター少女が、敵陣地で踊る様に戦っていた。

「お前、何なんだよ！」

敵チームはあまりの強さに狼狽えている

「誘ったのはアナタでショ？♪」

「強すぎ…そうか、お前か！」

「お前が"笑う悪魔"だな！」

「なぁにいってんの？そんなのどーでもいいからほら、アタシと遊びまショ！♪」

この試合は、ノヴァブラスター少女____Aが居るチームが勝利した。

Aはその試合が終わると、カフェエリアで今までのバトルを振り返っていた

「アラ、今日も全勝。チョーシいいカモ」

「ね、そこのオネーサン」

マゲのボーイがAに話しかける。

Aは周りを少し見渡し、ボーイに言葉を返した。

「…アタシのことカナ？」

「そ、お茶代わりにバトルしない？」

どうやら、俗に言う[ナンパ]のようだ。

「いいワヨォ？」

Aは上機嫌に返事をし、ボーイと共にバトルへ向かった。

そして、場所はハコフグ倉庫。

LADY……GO!!!

ボーイはハイドラントを、Aはノヴァブラスターを持ち試合に臨む。

「あぁらあぁらどうしたの？まだ始まったばっかでショ？♪」

圧倒的な射程の差があるにも関わらず、Aは怯まずにボーイが居る敵陣地側の倉庫の上に向かった。

ボーイが攻撃するも、Aは撃って潜ってを繰り返しボーイに近づく。

「は？お前っノヴァのくせにっオモチャのくせに調子乗んなよ！」

Aが避ける事にイラついたのか、ボーイが暴言を吐く。

Aが立ち止まる。

「今アナタ、ノヴァのことおもちゃって言った？」
Aが今までとは違う冷たい声でボーイに尋ねた。

「は？ノヴァはおもちゃだろ」

どうやら、ボーイはAの地雷を踏んだらしい。

Aは笑顔で告げる。

「あはははっそっか。アナタ、死にたいのネ」

Aが一瞬の内にしてボーイの前に立つ。

「う、うわあぁぁ！」

ボーイが驚きで腰を抜かす。

ガタンッとハイドラントが音を出して床に落ちる。

「ミ"ィッ」

Aは躊躇なくボーイをキルした。

バトルが終わると、ボーイはそそくさと去っていった。

何気なくイカホを見ると、どうやらコンブトラックで試合が始まるようだ。

(ブルーチーム…最近有名なチームだワ…見てみようかしラ)

Aは軽い足取りで歩いていった。