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青side
ジェ「はぁっはぁ!ぁ、こふげふっ...はぁっ、ｩ､ﾊｧｯ」
樹「大丈夫大丈夫、発作は落ち着いたからね」
大きい発作でジェシーもびっくりしたみたいで、さっきから過呼吸起こしかけるのが続いてる。
そのせいで顔色も戻ってこなくて...
しんどい通り越したところにいそうなジェシーは、一言も喋っていない。
もう1人喋っていない奴がいて。
ずっと服を握りしめたまま突っ立っている。
ジェ「はっ...はぁ!はぁ...ぅう、」
ジェシーが必死に俺の服を摘んで、苦しさからか涙を流した。
ぽろぽろ止まらないで、色が抜け落ちたジェシーの唇を濡らしていく。
樹「もう少しで準備できるからね。病院行こ?」
ジェ「っ、ご...はっ、ふ....ｩ､はっ」
ほんの少しだけ「ごめん」って唇が動いた。
目も開けられないくらいしんどいのに。
樹「謝んなくていいよ。ね?」
そう言ってジェシーの髪を撫でてあげようとした時だった。
さっきまで固まってたあいつがスタスタと近寄ってきて、大きく息を吸い込んだ。
慎「...違うっじゅり!
謝んなよ!俺、言ったじゃんっ?ジェシー具合悪くない?って!!それでっ、それで大丈夫って言ったのジェシーでしょ?!それでこうやってっ、こうやって...なんでっジェシーは!!!」
顔を真っ赤にして目をうるうるさせて。
きっとジェシーを追い詰めるって自分で分かる言葉を、慎太郎は言い放った。
すごく傷ついている顔で。
自分でも抑えられない、助けてって顔で。
ジェ「し、...ろぉ...ﾊｧｯはぁ!!ぅ、げほけほっ、ひ...ぅぁ゛...ﾊｧｯﾊｧｯ゛!」
びっくりしたのかジェシーがびくりと震えて、過呼吸を起こした。
ギリギリ起こさないで済んでいたのが、慎太郎の一言でスイッチが入ったんだと思う。
慎「ぅ、...」
樹「慎太郎大丈夫。後で話そう? 今は待っててね」
慎太郎のケアをしてあげないといけないけど、まずはジェシー。
ジェシーの手を握って胸の辺りをさすってあげる。
樹「大丈夫だよ、ジェシー大丈夫。落ち着いて。慎太郎、スタッフさん呼んで!救急車呼んだ方がいいかもだから」
後ろから駆け出した音が聞こえて、一安心。
大きく体を揺らして苦しむジェシーを抱きしめた。
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. - コメント失礼致します。ジェシーの病系のお話も、書いて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (7月27日 4時) (
レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ぴのﾁｬﾝさん» ありがとうございます! お話を楽しんでいただけているようで、嬉しいです♡リクエストですが、今は募集していません🙇♀️ せっかくですのに申し訳ないです。 (2022年8月12日 11時) (レス) id: 32c6b6bce7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのﾁｬﾝ - 移行おめでとう御座います!私が森本担で、いつも騒いでる末っ子が弱くなってるのが大好きなのでいつも更新楽しみにしてます!!リクエスト~main.緑sub.黄のお話が見たいです。希望は緑くんが体弱い&リアル設定です。更新頑張ってください!応援してます! (2022年8月6日 21時) (レス) @page7 id: 0cb579aaa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん
| 作成日時：2022年7月29日 23時
